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ドリトスの古くて新しいマーケティングは大成功、やはり基本は「関心」

Forbes JAPAN 10/2(日) 10:00配信

米飲料・食品大手ペプシコ傘下のスナック菓子メーカー、フリトレーは新しい手法で、自社の主力商品を売り込むことに大きく成功している。



トルティーヤチップスの「ドリトス」がスナック菓子とファストフード・メニューの「マッシュアップ(異なる複数のものを合わせて新しいものを作る)」を始めたのは、2012年。ペプシコーラとの合併でペプシコが誕生してから50年という記念の年を迎えたこともあり、その後もフリトレーはあらゆる方法で、「ドリトス」を宣伝してきた。

同社は今年、ファストフードチェーンのバーガーキングと提携。同チェーンの期間限定メニュー、「マックンチートス」と「チキンフライ」を開発。また、メキシカン・ファストフードのタコベルは、「チートス・ブリトー」を試験販売中だ。

ドリトスが採用してきたマーケティングの手法は、類まれな才能を発揮したものにほかならない。その宣伝活動のうち、特に消費者の関心を集めたのはファストフードとのマッシュアップの他に、次のようなものがある。

・ 世界記録の達成

同社は昨年から消費者に、ドリトスを使った「世界記録」達成への挑戦を呼び掛けている。例えば、片手にドリトスの袋を持った人がもう一方の手で、飛んできたアメリカンフットボールを続けて何個取ることができるか競う、といったものだ。これらはギネス世界記録ではなく、記録登録サイト「レコードセッター」によって認定されている。

・ ドリトスで「着火」

キャンプファイヤーを楽しむ人たちがネット上で、ドリトスで火を付けることができるとの情報を提供している。新聞などがない場合、ドリトスを使えば着火できるというのだ。カナダ・オンタリオ州の地元紙ザ・ハミルトン・スペクテーターがこれを試してみたところ、実際に着火剤がない場合の代用品として使うことができたそうだ。ただし、より効果的だったのはドリトスではなくチートスだったという。

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最終更新:10/2(日) 10:00

Forbes JAPAN

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