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3位転落のローソン、生き残りかけた地方「局地戦」で業界再編か…商社三つ巴の代理戦争

Business Journal 10/3(月) 6:02配信

 9月29日付当サイト記事『三菱商事のイオン支配シナリオ、現実味高まる…ローソンとの経営統合説くすぶる』において指摘したように、イオンとの経営統合が三菱商事・ローソン連合の最終ターゲットだったとしても、一朝一夕で実現するわけではない。その前に、ローソンがやるべきことがある。

 それは、コンビニエンスストア業界での局地戦を勝ち抜くことだ。ローソンは、セブン-イレブン・ジャパン、ファミリーマートの2強を追走するため、中堅コンビニを巻き込んだ再編を仕掛ける。三菱商事はローソンに30人の役職員を派遣しているが、さらにM&A(合併・買収)の専門家を送り込むとの情報もある。

●ポプラとは共同店舗を展開、スリーエフにも出資している

 広島県が地盤のポプラ、神奈川県発祥のスリーエフと、ローソンは資本提携している。ポプラ、スリーエフの合計店舗数は1000店強ある。ローソンは両社と共同で店舗を運営するところまで踏み込んでいる。

 ローソンとポプラは共同店舗を年内に54店出店する計画だ。ポプラは11月から店の看板を順次、ローソン・ポプラに切り替える。これまで鳥取県で実験的に2店舗を運営してきたが、1日当たりの売上高が転換前より5割増えた。

 ローソンが9月1日付で設立した完全子会社のローソン山陰がローソン・ポプラのフランチャイズ事業を手掛ける。ローソン山陰は、島根県と鳥取県にあるローソンの店舗も引き取る。ローソン山陰の店舗数は12月末で約290店となり、同地域のコンビニ市場でのシェアは従来の5割から6割にアップする。

 ローソンとポプラは2014年に資本業務提携し、ローソンがポプラ株式を49万株(5.0%)保有している。ポプラの株価は9月9日に564円の年初来高値をつけた。プロ野球、広島東洋カープの25年ぶりの優勝で、本社が広島にあるポプラでは“カープ特需”との声が高まった。

 スリーエフとは4月に資本業務提携した。この提携に基づく新ブランド、ローソン・スリーエフの1号店が9月9日、千葉県白井市にオープンした。スリーエフの店舗を通常のローソンに改装し、店内で焼く焼き鳥などスリーエフの人気商品を加えたのが特徴だ。1号店開店に際しローソンの竹増貞信社長は、「お互いの力を合わせ、より活気ある店にしていきたい」と強調した。スリーエフの山口浩志社長も「ブランド(ローソン・スリーエフ)を輝かせるのが使命」と述べた。

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最終更新:10/3(月) 6:02

Business Journal

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北朝鮮からの脱出
北朝鮮での幼少時代、『ここは地球上最高の国』と信じていたイ・ヒョンソだったが、90年代の大飢饉に接してその考えに疑問を抱き始める。14歳で脱北、その後中国で素性を隠しながらの生活が始まる。 これは、必死で毎日を生き延びてきた彼女の悲惨な日々とその先に見えた希望の物語。そして、北朝鮮から遠く離れても、なお常に危険に脅かされ続ける同朋達への力強いメッセージが込められている。