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成功する子育ての公式は「愛+○○」

ライフハッカー[日本版] 10/3(月) 19:10配信

Inc.:ハッピーで成功する子供を育てるには、どうしたらいいのでしょう? 多くの人は周囲の家族を見回して、上手くいっていそうな家庭とそうでない家庭を見極めようとします。そして、良い例を真似しようとするでしょう。

あの家の子はいつも不機嫌そうだけど、消灯時間を決めていないらしい。そんな噂を耳にしたら、「うちの子は早く寝かせよう」と思うかもしれません。あのいとこは、ほんのささいな悲劇でも母親に電話をするらしい。それを聞いたら、「過保護はやめておこう」と思うでしょう。

でも、そのような噂に科学的根拠はありません。表面的な出来事だけでは、その裏に隠れた複雑な事情まではわからないのです。だからこそ、ここで紹介する日本での研究はとても意味のあるもの。内容こそ太古の昔から親たちがしてきたこと(つまり、よその子育てを参考にすること)と大差はありませんが、きちんとした研究デザインで、サンプル数もずっと多いのです。

研究チームは、日本人の男女5000人を対象に、子供時代の親との関係性を問う質問フォームをつくりました。たとえば「私は両親から信頼されていた」「家族は私に関心がないと思っていた」などの質問に答えるものです。チームはその結果から、子育てのタイプを以下の6つに分類しました。

支援型:高自立、中自立、高信頼、高関心、高共有時間
厳格型:低自立、中・高信頼、厳しい・やや厳しい、中・高関心、高規範
迎合型:高信頼、中信頼、全く厳しくない、高共有時間、中共有時間
放任型:低関心、全く厳しくない、低共有時間、低規範
虐待型:低関心、低自立、低信頼、厳しい
平均型:すべて普通

この6つのうち、最もハッピーで成功している大人と相関関係があったものはどれでしょう。論文によると、親から「支援型」の子育てを受けて育った人は、所得も学歴も幸福度も高かったそうです。

つまり、「子供とたくさんの時間を過ごし、信頼して自分で選択をさせる」(人生のあらゆる側面をルールで縛り付けるのではない)ことが、バランスの取れた子供を育てる秘訣のようです。

それでも「我が子の世界的な成功だけに関心があって、幸せかどうかは気にならない」というのであれば、好きなだけ厳しくしても良さそうです。科学情報サイト「PsyBlog」には、このように書かれていました。

“ 関心を持って厳しく指導する「厳格型」の子育てでは、幸福度が低いことがわかりました。しかし彼らは、所得と学歴は高かったのです。”

もちろん、この研究結果をそのまま鵜呑みにすることはできません。あくまでも1つの研究結果に過ぎず、あなたの「子育て哲学」の基礎となるほどの強力な根拠があるわけではありません。

その他の情報源や試行錯誤、あなた自身の親としての価値観や信念などが、子育てにおける選択に今後も深くかかわることは間違いありません。

しかし、ここで紹介した最新の研究結果は、子を持つ親にとっては確かな処方箋になるのではないでしょうか。すなわち、「愛+自由=成功」であるということです。


Want Your Kids to Be Successful and Happy? Research Recommends This Parenting Style | Inc.

Jessica Stillman(訳:堀込泰三)
Photo by shutterstock.

最終更新:10/3(月) 19:10

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