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「伝説」「規格外」 進化する4年目大谷翔平を米メディアはどう伝えたのか

THE ANSWER 10/3(月) 15:42配信

投げては3年連続2桁勝利、打っては3割&20本塁打超え

 数日前、大リーグのヤンキース傘下の放送局「YESネットワーク」のスポーツ専門調査員などを務めるジェームズ・スミス氏が自身のツイッターにこう綴った。

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「私のクリスマスの願いはショウヘイ・オオタニがMLBに来て、どこかの球団で二刀流で起用されることだ」

 今年プロ4年目を迎えた大谷翔平の注目度が米国内でも着実に増している。今季開幕前に日本ハムが行った米アリゾナキャンプでは多数のスカウトが集結。アリゾナに拠点を置くダイヤモンドバックスは5人のスカウトを派遣したが、デリック・ホール球団社長は「我々が一番多かったわけではない」と話し、全球団のスカウトが来場していることを明かしていた。

 迎えたシーズンで、大谷は周囲の度肝を抜く活躍を見せた。開幕当初は8試合の登板で1勝4敗となかなか白星を伸ばせなかったが、5月22日の楽天戦から7連勝。すると昨季打率.202、5本塁打、17打点に終わった打撃面でも好成績を残し、5月は6発、8月は7発と本塁打を量産。右手中指のマメをつぶして登板から遠ざかる時期もあり、投球回、打席ともに規定には到達しなかったものの、投手として3年連続2桁勝利となる10勝4敗、防御率1.86、打者として打率.322、22本塁打、67打点と驚異の成績を収めた。

“リアル二刀流”として躍進した22歳を見れば、冒頭のような声が沸き起こっても不思議ではないだろう。それでは今季、その活躍を米メディアはどう報じてきたのか。ここでいくつか紹介したい。

メジャー移籍なら契約は田中将大超え?

 今夏の「マツダオールスター 2016」第1戦で「ホームランダービー」を初制覇した際にはMLB公式動画サイト「Cut4」が特集記事を掲載。大谷は準決勝で山田哲人(ヤクルト)を6-5で退けると、柳田悠岐(ソフトバンク)との決勝ではあと1アウトで敗退が決まるところから2連発して3-2。投手登録ながらも、両リーグの強打者を抑えて初優勝を飾った。これに関し、「Cut4」は「ピッチャーとDHを兼任する日本のスーパースター、ショウヘイ・オオタニがホームランダービーに勝利したところを見よ」との見出しでレポートし、22歳について「規格外」と評した。

 また、同サイトでは大谷が9月に日本最速の164キロを記録した際も特集記事を掲載。「必見 日本の二刀流のスーパースター、ショウヘイ・オオタニがNPB史上最速のボールを投げる」とのタイトルで伝え、「二刀流のセンセーション」と称賛した。これまでも「Cut4」は大谷の動向を動画とともに紹介しており、常に熱視線を送っている様子がうかがえる。

 メジャー移籍が実現した際の契約規模について言及したのは米CBSスポーツだった。大谷が164キロを記録したタイミングで、電子版で特集記事を掲載し、その中で「そう遠くはない将来、もしかすると今オフ、日本ハム・ファイターズのショウヘイ・オオタニを取り巻く入札戦争が起こるかもしれない。大リーグの球団は、彼がポスティングにかかる日を指折り待ち望んでいる」とレポート。その契約規模について田中将大投手が2013年オフにヤンキースと結んだ7年総額1億5500万ドル(約157億円)を上回る可能性もあると予想した。

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最終更新:10/3(月) 16:39

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