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フェラーリ創立70周年を記念したスペシャルモデルを発表

GQ JAPAN 10/3(月) 23:31配信

翌2017年に創立70周年を迎えるフェラーリは、現在フランスで開催中のパリモーターショー2016(通称パリ・サロン)で限定モデルを発表した。現地から大谷達也がレポートする。

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ジュネーブショーに重きを置くランボルギーニやマクラーレンが今回は出展しなかったこともあり、スポーツカーブランドでパリ・サロンの主役を張ったのはフェラーリとポルシェだった。

このうちフェラーリからは大きなニュースが3つあった。

ひとつは、GTC4 ルッソTのワールドプレミア。端的に言えば、これは先ごろFFからGTC4ルッソと名を変えたフロントエンジン、4WD、4シーターモデルのエンジンをV12 6.3リッター自然吸気からV8 3.9リッター ターボに積み替えたものだが、フェラーリ自身は「ただエンジンが変わっただけではない」と説明する。

その代表的な例が、駆動方式が4WDからRWDに変更した点にある。これとエンジンのダウンサイジングによって合計50kgの軽量化を実現。なかでもフロント荷重を軽減したことでより俊敏なハンドリングが手に入ったという。ちなみに価格はV12モデルに比べて14%ほど安く(イタリアの場合)、主要なターゲット層としてはGTC4ルッソよりやや若い30~45歳を想定しているようだ。

2番目のニュースは、フェラーリが2017年に創立70周年を迎えることを受け、様々なイベントが準備されているというもの。このなかには70周年記念ロゴの発表といったものもあるが、とりわけユニークなのは、フェラーリの歴史を彩った70種類の代表的なカラーリングを選び出し、これをモチーフとする意匠をフェラーリのテーラーメイド・アトリエが考案。そのデザインに従ってカラーリングした現行モデルを限定発売するというものだ。

なお、ひとつのカラーリングは現行ラインナップの5モデルに各1台ずつ施されるため、ここで登場する限定モデルは合計で350台に上る。選ばれたカラーリングの代表的なものとしては、1961年のツーリスト・トロフィーでスターリング・モスのドライブにより優勝した250GT ベルリネッタSWDのブル・スクロ・レーシングカラー、ミハエル・シューマッハーが2003年シーズンのF1を制したF2003-GA、名優スティーブ・マックィーンが所有していた1962年製250GTベルリネッタ ルッソのブラウンなどが挙げられる。

3番目のニュースは、創立70周年記念モデルとしてラフェラーリ アペルタがリリースされること。ひとことでいえば、これはラ フェラーリのオープン版だが、シャシーとエアロダイナミクスを新たに見直すことにより、クーペ版と変わらない空気抵抗や捻り剛性を実現したという。こちらは限定209台が生産され、9台は70周年記念のワールドツアーに供されるいっぽう、200台が一般に販売されるが、フェラーリ リミテッドエディションの前例に違わず、すでに完売済みとのことである。

文・大谷達也

最終更新:10/3(月) 23:31

GQ JAPAN

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