ここから本文です

ジーコジャパン化しつつある日本。監督交代ならば妥当なタイミング

webスポルティーバ 10/3(月) 17:01配信

ヤバイぞ、アジア最終予選2~杉山茂樹×浅田真樹(後編)

浅田:目先の勝敗は別にしても、日本がある時点から下降線に入っているのに対して、他の国が上昇傾向にあるということは、予選の1、2戦を見てもはっきりしたと思います。ハリルホジッチ的に言うと、そうなってしまう原因のひとつはコンディションのせいで、特に海外組は「シーズンが始まったばかりでコンディションが悪かった」と言っていましたが。

【写真】苦境に立たされるハリルホジッチ監督

杉山:Jリーグ勢のコンディションも悪いと言っていた。シーズンが始まったばかりだから悪くて、シーズン半ばで悪いんだったら、いつがいいんだって(笑)。ハリルホジッチはさかんにコンディションがよくないと言います。でも、海外組が日本に来るのは大変かもしれないけど、中東のチームが日本に来るのだって大変ですよ。

 第三者が見て「こっちのほうが不利」などと言うのはいいけど、相手と天秤にもかけずに、すべてを自分たちのコンディションの話にすりかえて言うのは、僕から言わせたらダメな監督の象徴です。監督が言い訳をするのは商売みたいなものだけど、ハリルホジッチへの期待ということでいうと、その言い訳は代表監督として危ないんじゃないかという気はしました。

浅田:コンディションについていうと、海外組の選手が一部を除いて軒並み試合に出られていない。そんな状況で本当にコンディションが上がっていくのかという問題もあります。

杉山:まともに試合に出ていないということは、その時点でわかっている話ですよね。それでも招集して起用するからには、コンディションのせいにはできないはずです。コンディションが悪いなら使わなければいい、というだけの話だから。でもそれを使わざるを得ないというのは、本来はコンディションの問題ではなくて、他に代わる選手がいないということでしょう。そしてそれはこれまで新戦力をテストしてこなかった監督の責任だということになる。

浅田:なんかジーコのときに似ているんですよね。海外組がいるんだけど、あまりクラブでは試合に出られない。それなのに日本代表にくると優遇されて、無条件で出てしまう、みたいな。ああいうのは見ていてもしらけるし、もし国内組の選手たちもそういうことを感じるようになったら、チームとして結構ヤバいですよ。

杉山:特にいま具合が悪いのは、本田圭佑、香川真司、岡崎慎司といった、これまで何となく不動のレギュラーっぽかった選手がまったく試合に出られなくなったこと。今シーズンは清武弘嗣がたぶん一番レベルの高いスペインに行って、彼も出たり出なかったりしているわけだけど、それでも清武のほうが出場率は高いぐらいでしょう。

1/3ページ

最終更新:10/4(火) 0:10

webスポルティーバ

記事提供社からのご案内(外部サイト)

Sportiva

集英社

Sportivaムック
11月10日発売

定価 本体1,389円+税

フィギュアスケート特集
『羽生結弦 未来を創る人』
■羽生結弦 インタビュー、エッセイ
■羽生結弦 フォトギャラリー