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健康的な日本食は1975年 がピーク!? 東北大が検証

オーヴォ 10/4(火) 17:35配信

 健康的な食事として、世界でも注目を浴びている日本食。でも、実際の日常食はもちろん変化していて、食の欧米化とともに生活習慣病の発症率も増加しているのは周知の事実。そこで、本当に“健康的”な日本食はどんなものなのか、東北大学の研究グループが調べたところ、約40年前の1975年頃のものが「健康有益性」が高いことが分かった。

 日本は世界が認める長寿国。健康的な日本食は、その長寿の理由の一つと考えられている。研究グループは以前、現代と過去の日本食をマウスに与え、1975年頃の日本食は肥満を抑制し、加齢性疾患である糖尿病、脂肪肝、認知症を予防し、寿命を延伸することを突き止めた。そこで今回はヒトについて、現代食群と1975年型日本食群に分けて1日3食、28日間その食事を続けてもらった。

 すると、1975年型の食事だと、BMI(体格指数)や体重が減少し、LDLコレステロール(悪玉コレステロール)やヘモグロビン A1c(糖尿病の指標)、腹囲周囲長が減少、HDLコレステロール(善玉コレステロール)が増加傾向を示した。この1975年型の食事は、いろいろな食材を少しずつ食べる「多様性」が特徴の一つ。主菜と副菜合わせて3品以上あり、調理法では、煮る、蒸す、生が優先。揚げる、炒めるは控えめだ。食材では、大豆製品や魚介類、野菜、果物、海藻、きのこ、緑茶が多く、調味料では、だしや発酵系調味料(しょうゆ、みそ、酢、みりん、お酒)をうまく使用し、砂糖や塩の摂取量を抑えていた。

最終更新:10/4(火) 17:35

オーヴォ