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『ウエストワールド』ジャパンプレミアに藤岡弘、が登壇 「ハリウッドの新たな幕開けを感じる圧倒的なスケール!」

リアルサウンド 10/4(火) 0:38配信

 スターチャンネルで10月13日より放送される、HBO製作ドラマ『ウエストワールド』のジャパンプレミアがTOHOシネマズ日本橋で行われ、第1話の最速上映とあわせて本作の宣伝隊長を務める藤岡弘、がゲスト登壇した。

 J・J・エイブラムスが製作総指揮を務める本作は、『インターステラー』『ダークナイト』シリーズのジョナサン・ノーランが監督と脚本を担当し、アンソニー・ホプキンスやエド・ハリスら俳優陣が名を連ねるSFミステリードラマ。1973年に製作された同名映画をもとに、『ゲーム・オブ・スローン』で話題の米国の放送局HBOが約60億円の製作費を投じ製作された。

 本作でエド・ハリス扮する“謎の黒服男”に魅せられたという藤岡は、黒服男風のウエスタンスタイルで登場。本作の感想を問われ、「アメリカならではの圧倒的な臨場感が従来の映画作品と遜色がなく、テレビドラマのクオリティとは思えなかった」と驚きを語る。さらに、壮大なスケールで展開される物語に新たな時代の幕開けを感じたと述べ、「ハリウッドが新しい挑戦を始めていることが伝わってきた。テレビドラマと映画を分ける時代は終わり、今はドラマでも十分な感動を描けるようになっている」と述べた。

 西部開拓時代を彷彿させる“ウエストワールド”という架空の体験型テーマパークを舞台に、高い思考能力を持つアンドロイドと人間の戦いを描く本作。アンドロイドと人間の見分けがつかず混乱したという藤岡は、「今まで相当数の映画を見てきたため、通常の作品であればどんな展開になるのかある程度は予想できるのだが、このドラマは僕の予想をことごとく裏切ってくる」と予想不可能な物語の質の高さを賞賛。また、本作で初めて長編ドラマのレギュラー出演を果たしたアンソニー・ホプキンスについては、「アンソニーが放つ自信に満ち溢れたオーラの重厚感は格別。彼をはじめ、これまで映画でしか見られなかったスター俳優たちを、ドラマとして毎週見られるのはすごい」とキャストの豪華共演を感慨深く語った。

 1986年に日本人初のハリウッドデビューを果たした藤岡は、ハリウッドのクリエイターは非常に情熱的だったと振り返る。「『ウエストワールド』にも言えることだが、ハリウッドには全世界の夢を背負っているクリエイターたちの叡智が集結している。自分の仕事に信念を持ち、楽しみながらビジネスをしているところには敵わないな」と、ハリウッドの製作現場で受けた衝撃を語った。

 イベント中盤では、藤岡がジャパンプレミアを記念して鏡割りを行う一幕も。木槌の代わりに日本刀を手にした藤岡が、華麗なる刀さばきを見せた後、刀の柄を使い鏡割りを成功させると会場からは大きな拍手が上がった。藤岡は、「うまく割れてよかった。最初は刃で割ろうと思ったが、それはさすがにまずいだろうと、柄を使いました(笑)」と安堵の声を漏らした。

 最後に、近年の人工知能の発展に関心があること明かした藤岡は、本作で描かれる高度なテクノロジーについて「人間とアンドロイドは今後どう共存していくべきなのか。近未来ではなく、僕ら全人類がこれから直面する課題や問題が描かれている」と説明する。さらに、「これまで何でも征服して幸せを手に入れようとする人間の傲慢さに対する警告を予感させる内容であり、本作を観たそれぞれが想像力を膨らまして、これからの未来を読み解いていただきたい」と熱いメッセージを寄せ、イベントは幕を閉じた。

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泉夏音

最終更新:10/4(火) 0:38

リアルサウンド

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