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BMWの新顔SUV「コンセプト X2」──X1のクーペモデルをパリで発表

GQ JAPAN 10/4(火) 20:41配信

BMWは現在開催中のパリモーターショー2016で、コンパクトSUV「X1」のクーペ版となる「BMW コンセプト X2」を初披露した。

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10月1日から一般公開がはじまったパリ・サロン。その数日前からティーザーキャンペーンが展開されていたBMWのミステリアスなコンセプトカーは、大方の予測どおり現行型「X1」のクーペモデルを示唆した「コンセプト X2」だった。

このコンセプトカーは、ネーミングが意味するとおり「X1」と「X3」の間に位置するもの。BMWが「SAV(スポーツ・アクティビティ・ビークル)」を標榜するSUVの新たな方向性を示唆している。「X5」から「X6」、あるいは「X3」から「X4」が派生したのと同じく、「X2」はBMW Xブランドのエントリーモデル「X1」のクーペ版と見て間違いない。

今回発表された「コンセプト X2」は、従来の「X」からは一歩進んだデザインランゲージを提示している。格段に大型化されたキドニーグリルや、レーザーライトの採用でシャープな表情を醸し出すヘッドライトなど、これまでの市販モデルはもちろん、コンセプトカーにもなかったスタイル構築に努めた形跡が明快に見ることができる。

BMWグループのプロダクツデザイン部門を統括するエイドリアン・ファン・ホーイドンク上級副社長は「BMW コンセプト X2は、楽しみと実用性の組み合わせを求めているアクティブな人々のためのクルマ。コンパクトセグメントにおいて、BMWブランドの希求する新しさやエキサイティングな面を体現している」と説明する。

一方、メカニズムについての発表は現時点でまだだが、これまでの「X3」と「X4」、そして「X5」と「X6」との関連性から予想すると、「X2」については、「X1」および「2シリーズ・アクティブツアラー」と共通のFWDレイアウトを基幹とする「UKLプラットフォーム」が選択される……、と見るのが自然だろう。「X1」の駆動方式はFWDと4WDの設定があり、生産型「X2」も同じラインナップになるのではないかと考えられる。

また「X2」として生産化される際には、エンジンについても「X1」と同じく横置きにレイアウトされる4気筒ガソリンおよびディーゼルを搭載する可能性が濃厚だ。ガソリンは2リッター190psを搭載する「xDrive20i」。ディーゼルは150psの「xDrive18d」および190psの「xDrive20d」。そして230psの「xDrive25d」からなる3つの仕様の2リッターターボが設定されるとの予測が出ている。

また「xDrive20i」の2リッター4気筒ガソリンターボにさらなるハイチューンを加え、300psクラスのパワーを与えられた「Mパフォーマンス」バージョンの追加設定もあり得るだろう。

BMWは今回、新たなデザインランゲージを提示する一方で、近年活況のコンパクトSUVカテゴリーにさらなるカンフル剤となるビジョンを提示した。現時点での情報をまとめると、2017年に生産モデル「X2」を発表し、同年内あるいは翌2018年に正式リリースを行うだろうというのが大方の予測。「コンセプト X2」が、今後注目を集めるのは間違いなさそうだ。

文・武田公実

最終更新:10/4(火) 20:41

GQ JAPAN

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