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ドゥテルテ大統領を支持する高須院長を支持できない --- 田中 紀子

アゴラ 10/4(火) 16:30配信

フィリピンのドゥテルテ大統領が、強行している麻薬撲滅対策は、世界中から批判を浴びていますが、大統領自身は、その批判を真摯に受け入れることなく、すでに2400人もの麻薬犯罪容疑者が殺害されたという報道があります。

さらに本日の報道で、ついには、「ヒトラーは、300万人のユダヤ人を虐殺した。フィリピンには、300万人の薬物中毒者がいる。わたしは、喜んで彼らを虐殺する」とまで発言したとのことで、ユダヤ人団体をはじめ、非難が相次ぎました。

この政策には私も心を痛め、成り行きを見守っておりますが、この様な非人道的な政策を、「素晴らしい!支持する!」と表明した日本の著名人がいらしたことに大変驚愕致しました。

それは既にご存知の方も多いかと思いますが、高須クリニックの院長、高須克弥先生です。
高須院長の番組での発言はこちらにまとめられていますので、
ご覧下さい。

“高須克弥院長、犯罪者1000人殺害のドゥテルテ大統領を「あんな立派な政治家いない」ハフィントンポスト(http://www.huffingtonpost.jp/2016/09/25/takasu-duterte_n_12177518.html)”

おっしゃっていることが支離滅裂ですが、でも院長はどうやら本気で、麻薬で多くの人が死ぬと懸念しながら、麻薬犯罪者を殺しても構わないと思っていらっしゃるようです。

そして院長は、「こういう政治家日本にも欲しいですね」と、おっしゃっています。

最初は冗談かと思っておりましたが、どうやら本気で院長はそう思っているらしく、私がツイッターで、「世界の様々な国が、麻薬撲滅対策に邁進し、薬物依存症からの回復のために尽力している。それを、殺害という解決策をとるドゥテルテ大統領を支持するとは、高須院長は医者のくせに依存症のことを知らないのだろうか?薬物依存からの回復を願い、奔走する家族の気持ちを考えないのだろうか?」
とツイートすると、こんなリツイートを返して来られました。

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最終更新:10/4(火) 16:30

アゴラ

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