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本田、長友が警戒する22歳の新鋭! イラクが誇る「アジアのベイル」の正体とは?

Football ZONE web 10/4(火) 20:26配信

同じイタリアのウディネーゼに所属するイラク代表左SBアリ・アドナンに対抗心

 日本代表DF長友佑都(インテル)は、6日のワールドカップ(W杯)アジア最終予選イラク戦に向けて、同じイタリアのウディネーゼに所属するイラク代表の左サイドバックであるアリ・アドナンに対し、「僕らにもプライドがある」とライバル心を燃やしている。トルコ時代に「アジアのギャレス・ベイル」と称された相手に対し、FW本田圭佑(ACミラン)と共に“イタリア対決”を制する意気込みを見せている。

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 長友は、現地時間2日のローマ戦で後半17分から出場し、エジプト代表FWモハメド・サラーのマーカーとして途中交代に追い込み、現地メディアでも高評価を得た。自身も「ローマ戦も30分ほど出たし、トレーニングもかなりハードにやってきた。コンディション的には問題ない」と臨戦過程であることを語った。

 イラク戦を見通し、「オーストラリア戦は引いてカウンターという戦術を取っていた。ある程度、僕らにボールを持たせてカウンターを狙ってくると思うので、そこは少し駆け引きが必要かなと。逆に相手に持たせる時間を作っても、向こうはやりづらいんじゃないか」と、経験豊富なプレーヤーらしく攻撃一辺倒にならない工夫を冷静に語った。

 しかし、イラク代表のキーマンであり、同じイタリアセリエAのウディネーゼに所属する左サイドバックのアリ・アドナンに話が及ぶと、強烈なライバル心を燃やした。

「圭佑も知っていた。負けたくない」

「すごく良い選手で、イタリアでやれているし、レギュラーなんで。すごく自信も持っていると思います。(本田)圭佑とも今日も話しましたけどね。『ウディネーゼの左の選手がいる』って。圭佑も知ってました。もちろん負けたくないですね。僕は左サイドバックとしてもそうだし、圭佑は出たらマッチアップする。僕らにもプライドがある」

 イラク人として初めてイタリアでプレーするアドナンは、まだ22歳の新鋭だが、2013年のU-20W杯でイラク代表として出場すると鮮烈なパフォーマンスを見せて欧州スカウト人の目に留まり、争奪戦が繰り広げられた。15年まで所属したトルコのチャイクル・リゼスポル時代には、圧倒的なスピードと攻撃力から現地メディアに「アジアのギャレス・ベイル」と称されている。14年にはチェルシー、ローマ、ガラタサライが獲得に動いた逸材だ。

 アドナンは9月11日に本田が所属するミランと対戦したが、その際にはともにベンチスタートで出番がなかった。しかし、アドナンは直近の1日に行われたラツィオ戦を含むリーグ全7試合のうち4試合にフル出場し、チームの戦力として機能している。7試合すべてがベンチスタートであり合計18分間出場の本田と、2試合で合計118分間出場の長友よりも出場機会をしっかりと確保している。

 そのアドナンに対し、長友はイタリアでプレーするアジア人サイドバックの先輩として「プライドがある」と絶対の勝利を誓った。アジア最終予選で起こる本田を含めた“イタリア対決”は、試合の行方を決める大きなファクターになりそうだ。

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

最終更新:10/4(火) 20:26

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