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BABYMETAL史上最大の決戦、その結末は|9.20東京ドームライヴレポート

ローリングストーン日本版 10/4(火) 17:00配信

日本人初のイギリス・ウェンブリーアリーナワンマン公演を皮切りに、世界中を旅しながら道無き道を切り拓いてきた3人の少女たち。

【写真あり】BABYMETAL史上最大の決戦、その結末は|9.20東京ドームライヴレポート

今や世界に誇るアーティストとして活躍するメタルダンスユニットBABYMETALが、ついに東京ドーム2Daysという過去最大の舞台に挑んだ。ここでは、公演2日目である9月20日の様子をレポートする。

まずはじめに、話をツアー開始直前まで遡る。小誌WEBが彼女たちにインタヴューしたのは、まだアルバムリリースとウェンブリーアリーナ公演を目前に控えた3月のことだった。この時点ですでに東京ドーム公演は決まっていたわけだが、それについて彼女たちはこう答えていた。

正直なところ、実感はありません(MOAMETAL)
全然頭の整理がついていなくて(YUIMETAL)
キツネ様からのお告げには、本当に毎回驚かされます(SU-METAL)

わずか半年前は、本人たちですら想像出来なかった東京ドームという大舞台。しかし、同時に3人は口を揃えて"ワールドツアーでいろんなものを吸収して挑みたい"とも言っていて、その言葉からは、最大の壁に立ち向かうには目の前にあるハードルを1つずつ乗り越えていくしかない、という彼女たちなりの覚悟が感じられた。「メタルレジスタンス第4章」と銘打たれたこの段のテーマは"道無き道を行く"こと。すでに海外での知名度はある程度得ているものの、今回新たに進出した土地も多く、まさに開拓者のごとく(実際に、海外メディアは彼女たちのことを"Cute Metal Pioneers"と表している)世界の舞台を行脚しながら着実に地を固めていくことが、この時の彼女たちに出来る、東京ドームという壁を迎え撃つ唯一の策だった。そして、その宣言の通り、BABYMETALはイギリス・ウェンブリーアリーナ公演の成功に後押しされるようにファイナルへ向けて一目散に走り出したのだが、同時に、彼女たちが"キツネ様のお告げ"により課された壁を越えながら世界を旅している意味、その本質とは何なのかを知りたくなった。


Photograph by MIYAAKI Shingo

ワールドツアーの集大成となる本公演は、9月19日、20日の2日間にわたり行われ、自己最高記録となる11万人を動員した。もちろん、両日ともチケットはソールドアウト。台風の到来による悪天候にも関わらず、会場にはメタルの信奉者たちが挙って詰めかけ、開演前の場内は"キツネ様のご加護"であるコルセットを首に巻いた人々が伝説のはじまりを目前に息巻いていた。(ちなみにこのコルセットは、ヘッドバンギングによってメタル魂がそのコルセットへと流れ込み、強大な力となって発光するというシロモノらしい) 

また、ライヴの冒頭に流されたオープニング映像では、この2日間でこれまでにリリースされた『BABYMETAL』『METAL RESISTANCE』という2枚のアルバムから全曲披露されるということ、その鋼鉄の調べ(楽曲)は2度同じものは演奏されないこと、MCやアンコールはなく、時計の針が動き出したら誰にも止められないノンストップ状態で進行されること、そしてこの2日間が間違いなく"史上最大の決戦"になることが宣告された。

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最終更新:10/4(火) 17:00

ローリングストーン日本版

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