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慶應ガール、29歳:NY校出身、外資系製薬会社で働くバリキャリ美女。ダメ男好きだった彼女の逆転劇

東京カレンダー 10/4(火) 5:20配信

大学時代「慶應ガール」と呼ばれ、華やかなイメージを持たれている慶應卒の女性。しかし、そのすべての女たちがそのイメージ通りの生活を送っているのだろうか?

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慶應というブランド力を持ちながらも、その派手さを苦手とし、日陰の人生を送るのを好む女もいる。そんな「慶應ガール」の人生とは?

東京出身で現在は広告代理店勤務。同じく慶應出身のトオル(32)が、自身の大学時代の人脈を駆使し、さまざまな“慶應ガール”に斬り込んでいく。

<今週の慶應ガール>
氏名:ユリエ
職業:外資系製薬会社MR
学部:経済学部
年収:900万
住居:広尾の1LDKで夫と2人暮らし
家賃:22万円
出自: 親の転勤で中学からニューヨークへ。慶應のNY校から内部進学。
ステータス:昨年、会社の同僚と結婚。

NY校出身のイケイケな慶應ガール、ユリエの場合

「透さん、相変わらず本ばっかり読んでるね。」

無遠慮な声が懐かしく響く。ユリエはゼミの後輩で、僕の1個下の31歳だ。

彼女を初めて見たとき、「やけに派手な女だな」と思った。ネイルも化粧も抜かりなく、足元はいつもハイヒール。慶應のNY校からの内部進学と聞いて納得した。派手な格好が妙に板についている、帰国子女独特のオーラがあった。

派手な見た目の割に気さくな彼女は、何を考えているか分かりづらいと言われる僕にも構わず話しかけてきた。いつも皆の中心にいるような目立つ子だったが、ふとした拍子に皆の群れから外れ僕のところに来て、とりとめもない話をしていた。

ユリエとは卒業後も頻繁に会っていた。彼女の恋人である雄太と僕は親友で、そのどうしようもないダメ男の愚痴をよく聞かされていたからだ。

世田谷区成城出身のお嬢様。29歳のときに起きた事件とは?

ユリエは成城出身の生粋のお嬢様だった。父親は大手証券会社に勤めており、中学生のときに一家でNYに渡り慶應のNY校に進学。そのまま彼女だけ日本に戻り、慶應の経済学部で大学生活を過ごした。

大学卒業後は、外資系の製薬会社にMRとして就職。ノルマは毎月決められており、社会人になってからしばらくは精神的に厳しい日々が続いたらしい。

「月末になると、すごくブルーな気分になっちゃって…。」

当時を振り返りこう語った。しかし、根が真面目な彼女は課された目標に必死に食らいつき、最近マネージャーに昇進したらしい。

彼女は茶目っけたっぷりな感じでこう言った。

「透さんも知っているように、29歳のときのことは思い出したくもない。」

29歳のとき、彼女は大学時代から付き合っていた雄太と破局した。正確には婚約破談だった。

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最終更新:10/4(火) 5:20

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