ここから本文です

真田丸グッズ ご当地で人気は「勉強系」

NIKKEI STYLE 10/5(水) 7:47配信

 NHK大河ドラマとしては3年ぶりに視聴率20%台を記録するなど、人気の高い「真田丸」。このドラマをグッズという視点から見ていく。前編(「真田が伊達政宗を抜く 真田丸が変える歴史グッズ事情」)では全国展開をしている専門店の売れ筋を探ったが、今回はドラマの舞台を訪ねてみる。大河ドラマは舞台となった地方に大きな経済効果をもたらすというが、「真田丸」はどれほどの効果を発揮しているのか、どんなグッズが売れているかを調べてみた。そこで見つけた、「受験生に人気」の戦国グッズとは?

■上田市のお土産店の売り上げは倍増

 真田幸村(信繁)の父・昌幸が築城した上田城がある長野県上田市。

 「真田丸」の舞台セットや衣装を展示した「信州上田真田丸大河ドラマ館」が開設され、『真田丸』と書かれた旗が市内のあちこちにはためくなど、町は大河ドラマ一色。観光もすでに例年を大きく上回る好調ぶりを見せている。

 「上田城は2014年度の入場者数が150万人だったのに対して、今年度は200万人を突破する勢いです。また、4月に催された上田真田まつりの入場者は、前年6万人だったのが、今年は10万人を超えました」(上田観光コンベンション協会スタッフ)

 上田城内に設置されたドラマ館は、当初の目標だった年間入場者数50万人を7月末に突破。8月末には60万人を記録し、目標の倍の入場者数を達成する勢いだ。こうした盛況は市全体に広がっており、飲食店の数が足りないなど、うれしい悲鳴も上がっている。

 上田駅前にある「おみやげ処 北村」の店長・北村賢太郎さんも、大河の影響に大きく驚いている一人。

 「当店の売り上げは、一昨年の『真田丸』放送決定から、売り上げが前年比20~30%増加しました。さらに今年に入ってからは前年比50%増、月によっては倍増の時もあります」(北村さん)

 5年分くらい、売り上げている感覚だという。

■上田城の歴史を生かした人気グッズとは?

 数多くの真田丸ファンが訪れる上田市では、どんなグッズが人気なのだろうか。北村さんによると「よく売れるのは食品や雑貨」。

 会社などでお土産として配りやすいお菓子類だが、真田丸関連のお菓子は、ドラマの象徴といえる「六文銭」がかたどられるものが多く、もらった方もどこのお土産かがわかりやすい点が好評だという。

 人気の「真田丸六文銭焼き」は、銭形の焼き印が入ったミニどら焼き6個入り。パッケージを開けると、並んだどら焼きが六文銭に見えるように工夫されている。

 地酒を楽しみたい人に北村さんが薦めるのが「特別純米生原酒『真田左衛門佐 信繁』」。真田丸の主役と同じ名前を冠したこの酒は「店先の貯蔵タンクからその場で地酒を詰めるため、搾りたてのおいしさを楽しめる」という。黒地のとっくりには、真田信繁の本名であり商品名でもある「真田左衛門佐 信繁」の文字と六文銭が金色であしらわれている。

 人気なのは食品だけではない。親子に人気があるのが、上田城の歴史を生かしたグッズだ。

「上田城は、真田家の宿敵・徳川家の猛攻に2度も耐えたことで有名です。そんな上田城にあやかって作ったのが “落城(おち)ない上田城”と大きく印刷された自由帳。親子連れにとても人気です」(北村さん)

 受験生や試験を控えた家族のいる家庭へのお土産に喜ばれるという。受験シーズンが近づくにつれ、ますます人気が高まりそうな戦国グッズだ。

 メディアで「真田丸」の好調ぶりが取り上げられるようになった2月ごろから、にぎわいが続くという上田市。9月中旬の放送では、上田城が舞台となる第2次上田合戦が描かれた。さらなる観光客数の増加が予想される。

1/2ページ

最終更新:10/5(水) 7:47

NIKKEI STYLE

記事提供社からのご案内(外部サイト)

ライフスタイルに知的な刺激を。
生活情報から仕事、家計管理まで幅広く掲載
トレンド情報や役立つノウハウも提供します
幅広い読者の知的関心にこたえます。

Yahoo!ニュースからのお知らせ

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

北朝鮮からの脱出
北朝鮮での幼少時代、『ここは地球上最高の国』と信じていたイ・ヒョンソだったが、90年代の大飢饉に接してその考えに疑問を抱き始める。14歳で脱北、その後中国で素性を隠しながらの生活が始まる。 これは、必死で毎日を生き延びてきた彼女の悲惨な日々とその先に見えた希望の物語。そして、北朝鮮から遠く離れても、なお常に危険に脅かされ続ける同朋達への力強いメッセージが込められている。