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アキバフクロウもランク入り 訪日外国人の新名所 レストラン首位は岐阜・高山に

NIKKEI STYLE 10/5(水) 7:50配信

 訪日外国人観光客は目のつけどころが違う。名の通った「王道」的観光名所や著名レストランに向かう人も少なくないが、一見、観光スポットとは思えない「隠れ名所」や、日本人でもなかなか訪れないような「通好み」の飲食店も発掘。逆に、「よそ者」に教わる格好で日本人が後追いする現象が起きている。

伏見稲荷大社が一番人気の理由

 世界的な旅行口コミサイト「トリップアドバイザー」は外国人に尋ねた日本の人気観光スポットやレストランのトップ30を発表している。「外国人に人気の観光スポット2016」を見ると、1位は意外にも世界遺産ではない「伏見稲荷大社」(京都市)。実は3年連続の首位だ。「千本鳥居」と呼ばれる朱色の鳥居が山頂まで続く眺めと、山の緑との調和に評価が高い。2位は「広島平和記念資料館」(広島県広島市)、3位は「宮島(厳島神社)」(広島県廿日市)だった。

 4位の東大寺(奈良市)や8位の鹿苑寺(金閣寺)、10位の清水寺(ともに京都市)あたりは納得しやすいが、5位の「サムライ剣舞シアター」(京都市)がこれらの名刹に劣らない人気を集めるのは、いかにも外国人目線を感じさせる。27位にも「サムライミュージアム」(東京都新宿区)の名前が見える。2015年のオープンと歴史は浅いが、英語を話せるスタッフがいて内容が分かりやすいと評判だという。

動物とのふれあいも上位

 9位に初登場した「アキバフクロウ」(東京都千代田区)はフクロウと身近に触れあえるカフェ。日本では鳥や猫と過ごせるカフェが相次いでオープンしているが、動物愛護の観点から規制が厳しい欧米では珍しい。前年の15年には温泉につかるサルで知られる「地獄谷野猿公苑」(長野県山ノ内町)が6位に入っていた。その前の14年には「嵐山モンキーパークいわたやま」(京都市)が14位で、動物と間近に接することのできる施設は外国人の人気が高い。

 11位の「箱根彫刻の森美術館」(神奈川県箱根町)は国内美術館で唯一の30傑入りだ。欧米の旅行者は旅先で美術館や博物館などの「ミュージアム」を好んで訪ねる傾向がある。歴史や文化を知る入り口となるからだろう。2位の広島平和記念資料館も英語表記は「Hiroshima Peace Memorial Museum」だ。同トップ30の14年版では「森美術館」(東京都港区)が19位に入っていた。

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最終更新:10/5(水) 7:50

NIKKEI STYLE

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