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ペットと私とヘルシーライフ

ハーパーズ バザー・オンライン 10/5(水) 13:31配信

可愛がりすぎるあまり、危険にさらしているかもしれない!? ペットとの正しい暮らし方について

うちの子が一番! セレブご自慢のキュートな愛犬たち

今、日本のペット産業の市場規模は約1兆4000億円。犬や猫の推計飼育頭数は約2000万頭で、実は15歳未満の人口よりも上回っている。少子化とは逆に根強いペットブームだが、想定外のペットの事故も増えているという。 
 
「動物病院で比較的よく診るのが、“誤食”です。誤食は猫よりも犬のほうが多いのですが、遊びの延長だと思ってじゃれているうちに飲み込んでしまうケースが多いですね。飲み込んでも吐き出せるといいのですが、胃の出口の幽門を通過しても腸で詰まっていることがあり、放置すると腸閉塞などを引き起こし、命にかかわることもあります」と、杉並にある東京動物医療センターの副院長の南直秀先生は説明する。

吐けずに詰まった状態になると内視鏡や開腹手術になるケースも。 
 
「これは猫のケースですが、開腹手術をしてみたら中からギターの金属の弦が出てきたということもありました。猫は、紐状のものやシャリシャリ音がするものなどを好む場合が多いですが、どんなものを誤食してしまうかは、その子の性格にもよります。思わぬものを飲み込んでいることがあるので、飼い猫や飼い犬が普段どんなものに興味をもって夢中になってしまうのかを、まずは観察することです。噛み癖や飲み込み癖がある場合は、犬猫が届かないように管理する工夫が必要ですね」
 
また、人間にとって毒性がないものでも、犬や猫には毒性がある場合もある。 
 
「例えばユリ科の植物は、猫の腎機能に悪影響を及ぼします。摂取量にもよりますが、花粉や花瓶の水を飲んだだけでも中毒を起こすことがあるといわれます。ほかに、観葉植物の仲間で犬や猫に危険なものもあります。昔から言われているものだと、玉ねぎなどのネギ科の植物も危険ですね」(南先生)。さらにチョコレートやブドウ、レーズン、アボカドなども中毒事例の報告がある。人間にとって健康にいい食品が必ずしも犬猫にもよいとは限らないのだ。

犬や猫と快適に共同生活を楽しむなら、彼らにとってのリスクをきちんと知り、生活環境を整えることが必要だ。
 
「でも、なんでも禁止と神経質になりすぎるのでは、犬や猫との暮らしの楽しみを狭めます。もちろん犬猫にとって危険なものは知っておくべきですが、判断基準の目安としては、“人間の赤ちゃんに与えてもいいものかな?”という視点。あとはその子のクセなどを見ながら、気をつけていくことが大事ですね」(南先生)

最終更新:10/5(水) 13:31

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