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見た目とキャラのギャップが大きい生き物6選

ナショナル ジオグラフィック日本版 10/5(水) 7:30配信

強面でもおとなしいサソリモドキ、残酷なイモムシなど

 9月、米フロリダ州オーランドで国際昆虫学会議が行われた。これにちなんで、今回の記事では、見た目とは異なる意外な面をもつ生物を集めてみた。

【写真】コオロギとハリガネムシ(寄生虫フォトギャラリー)

凶暴そうながら、おとなしいサソリモドキ

 ホラー作品に出てきそうな禍々しい見た目のサソリモドキは、獲物を押さえるための大きな黒いハサミを持っている。しかし、書籍『The Sting of the Wild(野生の一刺し)』の著者で、人間にとって不快な生物に詳しいジャスティン・シュミット氏によると、サソリモドキは特に危険な生物ではないという。

 米南西部とフロリダ州で見られるサソリモドキはクモ綱に属する。おとなしい性質で、積極的に人を襲うことはないが、他者から攻撃を受けると、長い尾の付け根から酢のようなにおいの酸を噴射する。その濃さはサラダ用ビネガーの15倍ほど。この液体がかかると「皮膚が焼け、小さな穴が開く」ような感じがするとシュミット氏は述べている。

欲望むき出しのチョウ

 華麗にふわふわと舞うチョウ。その優美な姿とは裏腹に、彼らはセックス、欺き、諍いにあふれた日々を生きている。

「チョウは、交尾を楽しんでいます」と米アリゾナ大学の昆虫学者でチョウを専門とするケイティ・プルディック氏は言う。しかし、交尾に至るまでに「怒りをむき出しにし、攻撃的になり、必死でなわばりを守ろうとします」。メスに接近したいオスは、互いに羽がボロボロになるまでぶつかり合う。

 オスは「まだメスの体が温まっていない朝のうちに相手を捕まえて、交尾をします」。また、チョウのメスは、受精のためではなく、養分がたっぷり詰まった精包を得るためにオスを交尾に誘うことがある。ディナー目当てにデートをするようなものだ。

小さくても侮れないハチ

 別名「キラービー(殺人蜂)」とも呼ばれるアフリカナイズドミツバチは、セイヨウミツバチとアフリカミツバチの交雑種で、現在では米国にも広く分布している。セイヨウミツバチよりも体が小さく毒も弱いにもかかわらず、このハチが殺人蜂という恐ろしい名で呼ばれるようになったのは、群れを守ろうとする彼らが、大群で敵を襲うことに由来する。

 アフリカナイズドミツバチの襲撃を受ければ、命を落とすこともある。アリゾナ州では以前、男性が体を1000カ所以上刺されて亡くなっている。

 シュミット氏によると、アフリカナイズドミツバチの研究からは有益な情報が得られるという。米国のミツバチを苦しめている蜂群崩壊症候群のような病気への抵抗力を持っているからだ。

 たとえば2014年の研究では、アフリカ東部のミツバチは、米国やヨーロッパの群れを襲った寄生虫に対して強い耐性を有することがわかった。

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最終更新:10/5(水) 7:30

ナショナル ジオグラフィック日本版

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