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ハリル監督に起用アピールの“ファンタジスタ”柏木 大島や山口ではなく…「パスを出せるのは自分」

Football ZONE web 10/5(水) 8:52配信

中盤のコンダクターとして名乗りを上げ、イラク攻略法についても語る

 日本代表MF柏木陽介(浦和)が、6日のワールドカップ(W杯)アジア最終予選イラク戦に向けて「出た選手が死ぬ気で戦う気持ちでやることが一番大切」と、メンタル面を強調した。そして「ボランチからパスを出せるのは自分の一番のメリット」と、中盤のコンダクターとして名乗りを上げている。

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 柏木は9月の最終予選初戦UAE戦と第2戦タイ戦に招集されたものの、負傷の影響で出場機会がなかった。バヒド・ハリルホジッチ監督は不動のボランチである主将の長谷部誠(フランクフルト)のパートナーとして、UAEではMF大島僚太(川崎)を指名したものの1-2で敗戦。一方、タイ戦ではMF山口蛍(C大阪)を起用して2-0と勝利を飾った。しかし、どちらのゲームにおいても日本の攻撃には単調さが目立ち、意外性や連動性のあるプレーに乏しかった。

 そうした部分を改善するキーマンとして、また「しっかりとブロックを作ってくる」と印象を語るイラク攻略へ向けて、柏木は自身の能力を発揮したい誓う。

「サイド、中、裏のスペースの使い分けをできれば崩すチャンスはいっぱいあると思うので、その役割を担うのは自分だと思っている。試合に出れば、そこを意識してプレーしたい。それができれば、相手がイラクだからではなくて、どこのチームに対してもかなり適応できると思う」

「内容よりも、今は勝利が絶対」と意気込む

 攻撃のバリエーションをつけていくことが、日本代表の攻撃全体のレベルアップにつながり、結果的にイラク戦でも大きな成果を上げると見通している。また、ここまで2試合の課題として、セカンドボールを奪われてからのカウンターを指摘し、「できるだけ高い位置でボールを受けて、パスを出してからセカンドボールを拾いに行ったり、カウンターを潰したりできるようなイメージでやりたい」と語っている。

 しかし、そうしたこともまた、最終予選特有のプレッシャーを克服しなければ、ピッチ上で表現するのは難しい。そのプレースタイルから“走るファンタジスタ”とも称された男は、精神面の重要性もクローズアップした。

「全員での練習はまだできていないけど、そのなかで勝っていかなければいけないのが日本代表。内容よりも、今は勝利が絶対なので、勝ちにこだわった試合にしなくてはいけない。出た選手が死ぬ気で戦う気持ちでやることが一番大切。自分が出たらベストを尽くすという気持ちを全員が持っている」

 ワールドカップ出場を「夢」と語る男は、2018年ロシア大会が「年齢的にもラストチャンス」と認識している。所属の浦和でも居残りランニングなどで体を絞り込んできた。左利きのゲームメーカーは、苦戦が続くハリルジャパンを戦う意志とテクニックで中盤の底から変革していくはずだ。

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

最終更新:10/5(水) 8:52

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