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うずくまるまで走った岡崎慎司。久々の出番で見せた「自分のよさ」

webスポルティーバ 10/5(水) 14:40配信

 レスター・シティの岡崎慎司に、久しぶりの出番が訪れた。

 ベンチスタートだったサウサンプトンとのプレミアリーグ第7節で、66分から途中出場。公式戦で3試合ぶりに出場機会を掴んだ。

【写真】少ないチャンスから、アピールに成功した岡崎慎司選手

 そのサウサンプトン戦で、レスターは苦戦を強いられた。つなぎの意識が高いサウサンプトンに中盤を支配されて、特にセントラルMFの背後のスペースをうまく使われ、決定的なチャンスを許していた。スコアは0-0ながら、連動したプレスがかけられず、いつ失点してもおかしくない状況にあった。

 また、攻撃も機能していなかった。FWジェイミー・バーディーとFWイスラム・スリマニを2トップに置く4-4-2でスタートするも、目についたのは躍動感と一体感のなさ。「個の力」を重視したアタックは、ハマったときには迫力が出るが、厚みと持続性はなかった。4-4-2の陣形のまま上下動を繰り返す場面が目立ち、のっぺりとした単調な攻めに終始していた。

 こうした状況下で、岡崎は投入された。日本代表FWは、次のように感じながらプレーしていたという。

「チームの調子がいいときの守備の形じゃない感じがしました。チーム全体が引き過ぎている感じですね。そのため、『(前にプレスへ)行け!』と後ろの選手から言われるんですけど、全然(背後の選手が)来ている感じがしない。だから、僕も(相手の)ボランチとCBの両方を見ながら行くしかなかった。

 そこでプレッシャーをかけるのは、めっちゃしんどかったですね。追わされているだけで、挟みにいけている感じがしなかった。それは前半を見ていても、そう思いましたし。まぁその分、相手のボランチをフリーにさせないようにはできたし、相手が使っていたギャップをうまく掴めた感覚はありました」

 岡崎がプレスをかけようとも、中盤の選手がついてこないため、投入直後には「一緒に前へ」のジェスチャーで指示を出す場面があった。しかし、それでも岡崎は精力的に走り回った。プレスの”スイッチ”を入れることで、背後の選手も徐々に動き出し、相手のパスミスを誘発するシーンも出始めた。

 さらに守備だけでなく、攻撃でも投入効果が表れた。岡崎は、昨季と今季の「攻め方の違い」について、次のように考えているという。

「形は4-4-2で一緒ながら、昨季と違うのは、4DFと4MFで守って、前の2FWに当てること。それで無理だったら、攻撃が終わっちゃう。力関係として僕らのほうが上なら、レスターが押し込んで、みんなも躍動する。でも、この試合はそうではなかった。コレクティブというより、ひとりひとりでやっている感じ。2トップもひとりひとりで行ってしまうし。前でボールを獲って、チャンスをつくることもあった。ただ、相手がもっと上手だったら、どうなるんだろうと思います」

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最終更新:10/6(木) 14:41

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