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伝統の“内紛”が復活? フランス代表DFが招集外の前主将を「口だけのリーダー」と批判

Football ZONE web 10/5(水) 17:15配信

コシエルニーのエブラに対する発言が物議を醸す

 アーセナルのフランス代表DFローラン・コシエルニーが、今回のインターナショナルマッチウィークで招集外となった前キャプテンのDFパトリス・エブラ(ユベントス)を「口だけのリーダー」と発言し、物議を醸している。フランス紙「レキップ」が報じた。

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 フランス代表は8日にブルガリア代表、11日にオランダ代表とワールドカップ予選を戦う。そのメンバーにエブラが招集外となったため、誰がキャプテンを務めるかが一つの話題になっている。コシエルニーはGKウーゴ・ロリス(トットナム)がその座に就くと話したが、なぜか前任のエブラに矛先を向けた。

「僕がキャプテンを務めるか? ノーだ。ロリスがふさわしいよ。彼はピッチの中でも外でもリーダーだからね。僕はエブラのような存在ではないし、彼は口だけのリーダーだ。チームメートを言葉だけで動機づけようとする。僕はプレーで、グループに模範を示していきたい。エブラが家にいても、グループにはなんの問題もない。ロリスも、ポグバも、グリーズマンもリーダーになれる存在だ」

 35歳になったエブラは、時に歯に衣を着せぬ言動で物議を呼んだことがあった。2010年南アフリカ・ワールドカップでは、起用法を巡って当時のレイモン・ドメネク監督とFWニコラ・アネルカが対立し、アネルカが代表追放となった。その際に「選手の中に裏切り者がいる」と発言し、選手たちは練習ボイコットに及ぶ事態となったが、その主導者として批判を浴びたこともあった。

エブラが代表復帰を果たす可能性も…

 コシエルニーはエブラを「口だけのリーダー」と批判し、代表落選がチームに与える影響は全くないと言い放った。ベテランのエブラは、欧州選手権後は代表に招集されていないが、ユベントスでは重要な戦力として健在で、ディディエ・デシャン監督も「2年後のワールドカップを考えなければならないが、彼への扉は閉ざしていない」と、将来的な代表復帰に含みも持たせている。

 今後、内紛に発展しかねないコシエルニーの発言が、フランス代表の“悪しき伝統”である内輪揉めにつながらないか懸念される。

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

最終更新:10/5(水) 17:15

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