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“エネルギッシュ”岡崎にチャンス到来! 守備優先の戦術変更でアウェー戦は出番増加か

Football ZONE web 10/5(水) 18:09配信

今季アウェー3試合で10失点のレスター 15日の敵地チェルシー戦で岡崎を起用も

 レスターのクラウディオ・ラニエリ監督が、今季3戦3敗と苦手するアウェーゲームでは昨季からお馴染みの4-4-2システムを諦め、戦術変更に乗り出すかもしれない。そうなれば守備での貢献が高く、指揮官から「エネルギッシュな選手」と評価される岡崎にも出番が訪れそうだ。

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 英地元紙「レスター・マーキュリー」では、中盤の守備に不安を感じるラニエリ監督が、代表ウィーク明けの15日に行われる敵地チェルシー戦で戦術を変更する可能性があると伝えている。

 ラニエリ監督は、今季の敗れたゲームで中盤から前の選手による組織的な守備に不安があると分析。鍵となる中盤センターで、イングランド代表ダニー・ドリンクウォーターと21歳のガーナ人MFダニエル・アマーティがコンビを組み、チェルシーへ移籍したフランス代表MFエンゴロ・カンテの穴を埋めようと奮闘するが、アウェー3試合で10失点と守備は崩壊気味。前線も含めた守備組織の面で問題点が浮き彫りになっている。

「(戦術変更について)我々のミッドフィールダーたちがどのようにプレーするのかによる。思い出して欲しい。我々の出方に応じて、他のチームは(中央に)3人か4人の選手がいた。うちはたった2人だけだった。ストライカーたちがドリンクウォーターとアマーティを助けなければ、ウイングがスペースを埋めるために内側に絞らなければ、彼らは多くの選手と対峙することになる」

岡崎は新システムの鍵となりえる存在

 イタリア人指揮官は両サイドハーフやFWの守備面のサポートが少ないために、ダブルボランチが中央で数的不利となり、相手に主導権を握られていると主張した。

 「リバプール戦では常に4対2の状況が起きていた」と、ほとんど為す術なく1-4で敗れた第4節(9月10日)リバプール戦を引き合いに出して指摘している。

 1-0で勝利したものの、ラニエリ監督はUEFAチャンピオンズリーグ(CL)第2節ポルト戦(同27日)でも「最後15分にも同じことが起きた」と振り返った。この時はFWイスラム・スリマニを下げて、MFアンディ・キングを途中投入。システムを4-1-4-1とし、中盤の人数を増やす形で対応していた。

 同じような対策を強豪チェルシー相手にも行う可能性があるようだ。リーグカップ3回戦で(同20日)対戦した際には岡崎の2ゴールでリードしたが、守備陣が耐え切れずに追いつかれ、延長線の末に2-4で敗れた。

 チェルシー戦での岡崎は、守備で高い貢献度を誇っていただけに、新システム採用の可能性があるゲームではキーマンとなり得る。

守備面で再評価されれば定位置奪取も

 英紙「サン」が伝えた前節サウサンプトン戦(2日、0-0)後のレポートでも、ラニエリ監督は途中出場した岡崎を「シンジはエネルギッシュな選手で、中盤とストライカーの間で助けとなれる。攻撃のスペースでも同様だ。彼はとてもハードワークしていた」と、その働きを高く評価している。

 ストライカーやサイドハーフのサポート不足を課題に挙げたラニエリ監督にとっては、まさに打ってつけの存在と言えそうだ。今季はスリマニやFWアーメド・ムサら多彩なタイプのタレントが加入し、定位置争いで後れを取っている岡崎だが、定位置奪取に向けてアピールできるだろうか。

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

最終更新:10/5(水) 18:23

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