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浦和が“3分間の逆転劇”で先勝! ペトロヴィッチ監督不在のなか、高木と武藤が輝きを放つ

Football ZONE web 10/5(水) 21:47配信

ベンチ入り停止処分のペトロヴィッチ監督に代わって堀コーチが指揮し、采配が見事的中

 ルヴァンカップ準決勝ファーストレグの2試合が5日に行われた。FC東京対浦和レッズの一戦は、ホームのFC東京が後半4分にMF東慶悟のゴールで先制したものの、浦和は途中出場のFW高木俊幸が同32分に鮮やかなミドルシュートを決めると、その3分後にFW武藤雄樹が逆転弾を叩き込み、浦和が2-1と勝利を収めた。

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 試合は前半からFC東京が主導権を握る時間が長くなったが、浦和の中央の守備は堅く、逆にカウンターからFW武藤雄樹やFWズラタンが決定的なシュートを放つ。互いに決定打を欠いてゴールは生まれず、前半はスコアレスで終えた。

 後半に入るとすぐにゲームが動く。同4分、右サイドから攻撃参加したFC東京のDF室屋成にクロスを上げられると、ニアサイドでMF羽生直剛がコースを変え、東に頭で押し込まれて先制点を決められた。

 その後は反撃に出ようとボールを保持して圧力を掛ける浦和だったが、パスの精度を欠く場面が目立ち、リズムはなかなか生まれない。同杯準々決勝のヴィッセル神戸戦セカンドレグで退席となり、この試合がベンチ入り停止処分となったミハイロ・ペトロヴィッチ監督に代わって指揮を執った堀孝史コーチは、攻撃を活性化するべくリーグ2試合連続ゴール中と好調の高木を後半16分に投入。これが試合の流れを変える采配となった。

追加副審による決定的な場面での判定なし

 同32分、その高木が期待に応えた。得意の左45度付近でボールを持つと、右足で巻き込むように放ったミドルシュートは鮮やかな弧を描いてゴール右上隅へ。高木は準々決勝の2試合に続き、同杯で3試合連続ゴールとなった。

 その3分後、同じく3月2日のAFCチャンピオンズリーグ浦項スティーラーズ戦以来、半年以上振りの出場となった途中出場のMF平川忠亮が右サイドからグラウンダーのパスを送ると、武藤が右足でゴール左サイドに流し込み逆転弾。一気の逆転劇で浦和が2つのアウェーゴールとともに2-1と勝利を収めた。

 この試合は、J1クラブが絡む公式戦において日本で初めて両ゴール脇に追加副審が配置されて行われた。主審の死角になるサイドでの競り合いなどを注視する姿が見られたが、ゴールやPKなど決定的な場面に関係する判定は見られなかった。今後は、同杯の準決勝もう1試合と決勝、チャンピオンシップ、天皇杯の準決勝以降のゲームで導入が予定されている。

 また、別会場で行われたガンバ大阪対横浜F・マリノス戦はスコアレスドローに終わった。

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

最終更新:10/5(水) 21:47

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