ここから本文です

あなたも“たとえ”たくてしょうがなくなる!? 芥川賞・直木賞作家も嫉妬する文筆家・せきしろの表現力の秘密

ダ・ヴィンチニュース 10/5(水) 6:30配信

 圧倒的なユーモアと豊かな文章力で定評のある文筆家・せきしろの『たとえる技術』が、2016年10月12日(水)に発売される。芥川賞作家・ピース又吉直樹や、直木賞作家・西加奈子らとの共著でも知られ、数々の芸人にコント脚本を提供するなど、独自のユーモアを生み出すせきしろの表現力の秘密は、「たとえ」にあった―。

 「たとえる」とは何か? たとえば、驚いた時は「オダギリジョーが本名と知ったときのように驚いた」。喜びを伝えたい時は、「『この犬、他の人になつくこと滅多にないのよ』と言われたときのように嬉しい」など、感情を際立たせる機能をもっている。

 また、ありきたりになりがちな表現に一気に彩りを与える効果もある。たとえば、アーティストがライブで叫ぶ「盛り上がってますかー!?」も、たとえを使えば無数のバリエーションが生まれるのだ。「さるかに合戦で飛び出してくる栗のように、盛り上がってますかー?」「お湯が沸く寸前の電気ケトルの中のように、盛り上がってますかー?」もしあなたがアーティストの立場になった時のためにもぜひ覚えておいてほしい。

 ニヤリと笑えて切なくなって、意外と学べる、かもしれない。ユーモアたっぷりの「たとえ言葉」が堪能できるだけでなく、せきしろの「視点をずらす技術」もうかがい知ることができる同書。読み終わるころには、あなたも何かをたとえたくてしょうがなくなるかも。

せきしろ
1970年北海道生まれ。主な著書に、映像化された『去年ルノアールで』や、『不戦勝』『逡巡』『海辺の週刊大衆』などがある。また、又吉直樹との共著『カキフライが無いなら来なかった』『まさかジープで来るとは』、西加奈子との共著『ダイオウイカは知らないでしょう』では、それぞれ自由律俳句と短歌に挑んでいる。

※掲載内容は変更になる場合があります。

最終更新:10/5(水) 6:30

ダ・ヴィンチニュース

記事提供社からのご案内(外部サイト)

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

北朝鮮からの脱出
北朝鮮での幼少時代、『ここは地球上最高の国』と信じていたイ・ヒョンソだったが、90年代の大飢饉に接してその考えに疑問を抱き始める。14歳で脱北、その後中国で素性を隠しながらの生活が始まる。 これは、必死で毎日を生き延びてきた彼女の悲惨な日々とその先に見えた希望の物語。そして、北朝鮮から遠く離れても、なお常に危険に脅かされ続ける同朋達への力強いメッセージが込められている。