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【日本代表】吉田と森重のCBコンビは、闘莉王&中澤より劣っているのか?

SOCCER DIGEST Web 10/5(水) 6:00配信

南アフリカでの活躍は素晴らしかったが、CBコンビの前に守備のスペシャリストがいたことを忘れてはならない。

 主力を務める吉田麻也と森重真人に全幅の信頼を寄せられないCBは、 リオ五輪世代の植田直通ら若手の抜擢を望む声も聞かれる。解説者の金田氏に〝苦しいCB事情〞についての見解を訊いた。
 
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 現段階では、吉田麻也と森重真人がCBのベストな組合わせだと思う。とはいえ、やはり吉田は試合勘が心配だ。サウサンプトンで常時試合に出られなければ、感覚は鈍っていくもの。もちろん、それはどのポジションにも言える問題だが、特にCBは試合に出られずにいると失ってしまう要素が多い。貴重な欧州組のDFだけに、なんとかチャンスを掴んでもらいたい。
 
 何かと現CB陣が比較されるのが、2010年の南アフリカ・ワールドカップで日本をベスト16に導いた、田中マルクス闘莉王と中澤佑二のコンビだろう。実際、南アフリカでの彼らは文句なしに素晴らしかった。
 
 しかし、吉田と森重が彼らより劣っていると、安易に結論づけるのは早計だ。南アフリカではCBコンビの前に、もうひとり守備のスペシャリスト――阿部勇樹がいたことを忘れてはならない。
 
 アンカーを置くことで、長谷部誠と遠藤保仁の間を抜けてきた選手を、阿部というワイパーで振り払い、さらにその後方に闘莉王と中澤が待ち受けていた。サイドの大久保嘉人と松井大輔も、対峙する選手に張り付くような守備が優先され、加えてSBの駒野友一と長友佑都が機転を利かせ、CBのフォローを怠らずにいた点も見逃してはならない。
 
 なにより中澤が、闘莉王を様々な面でサポートしていた。言ってみれば、闘莉王が自分の仕事に集中できる環境が整えられていたのだ。つまり守備のメカニズムを論じるべきであり、吉田と森重に不安定な守備の責任を押し付けても、根本的な問題は改善されない。
 
 現代表のボランチ、SBとの関係性で言えば、特に右SBの酒井宏樹がさらに守備のレベルを上げなければ、チームとしての強度は増していかないだろう。
 
 もちろん現在のCBコンビにも問題はある。それでも吉田のスピード不足などハリルホジッチ監督は十分に分かっていて、フィード力やビルドアップ力を含めた総合力で判断し、 起用しているはずだ。DFにも攻撃への関与など多岐にわたる仕事が求められており、一概に南アフリカ大会のコンビとは比較できない。

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最終更新:10/5(水) 12:11

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