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「20周年」を迎えたヴェンゲル・アーセナル。長期政権の理由とベストイレブンは?

SOCCER DIGEST Web 10/5(水) 15:02配信

ヴェンゲルが長期政権を築けた理由とは?

 アーセナルのアーセン・ヴェンゲルが、現地時間10月1日、監督就任20周年の節目を迎えた。
 
 9月24日のチェルシー戦(プレミアリーグ6節)の後には「フットボールに歴史や記念日は関係ない。その日の結果だけが求められる」と淡々と語ったヴェンゲルだが、関係者は66歳の老将を称えるコメントを残している。
 
 1992年にアーセナルでトップデビューを飾り、1996年に就任したヴェンゲルの指揮下では、03-04シーズンの無敗優勝も経験した元イングランド代表MFのレイ・パーラーは、以下のように恩師を称えた。
 
「ヴェンゲルがここに20年間もいるなんで期待していなかったよ。彼はただ自分の仕事で何かを得ようとしてきた。毎日練習場に来て、選手を成長させようとトライした。彼はおそらく、ありとあらゆる持て囃しを好んでいない。それに値するとしてもね。彼は歴史上でも最高の監督の1人」
 
 また、イギリスメディア『BBC』は、「ヴェンゲルがアーセナルを20年も率いることができた理由」と題し、4つのオピニオンとともに紹介している。
 
1:多くのタイトルをもたらした
ヴェンゲルは、92-93シーズンのFAカップ戦優勝以来、タイトルに見放されていたアーセナルに97-98シーズンにプレミアリーグとFAカップの二冠をもたらした。03-04シーズンにはプレミア無敗優勝を成し遂げるなど、合計で9つのタイトルを獲得している。
 
2:選手たちとの信頼関係
名実ともにアーセナルを欧州のメガクラブに押し上げたヴェンゲルだが、一方でタイトルを逃したシーズンも少なくない。サポーターから退任要求の断幕を張られた時期もあったが、それでも選手から不満が漏れることはなく、信頼の厚さを感じさせた。
 
3:選手補強
「我々はスーパースターを買い付けない。我々は作るんだ」という本人の言葉が示す通り、移籍市場においてヴェンゲルは一人のタレントに大金を叩くのではなく、チームのメソッドに合った人材に適正価格を払うという振る舞いを20年貫いている。
 
4:若い才能の開花
1999年にユベントスからティエリ・アンリを1100万ポンドで獲得した時、周囲は懐疑的な目でヴェンゲルを見ていたが。しかし、指揮官のウイングからCFへのコンバートが功を奏し、アンリは偉大なレジェンドへと成長した。その他にも、ヴェンゲルに見出された若手はセスク・ファブレガスやアーロン・ラムジーなど枚挙に暇がない。
 
 

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最終更新:10/5(水) 18:06

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