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息子カイルが語る、父クリント・イーストウッドの実像と映画『ハドソン川の奇跡』

ローリングストーン日本版 10/5(水) 17:00配信

巨匠クリント・イーストウッドの息子で、パリを拠点に活動するジャズ・ベーシストのカイル・イーストウッドが、父クリントの知られざる素顔を語る。

カイル・イーストウッド、自ら選曲したベスト・アルバムを携えブルーノートで来日公演

巨匠クリント・イーストウッドの息子で、フランス・パリを拠点に活動するジャズ・ベーシスト&コンポーザーのカイル・イーストウッドが、ブルーノート東京公演のため来日した。カイルの父、クリント・イーストウッド監督の最新作『ハドソン川の奇跡』は、2009年にニューヨークで起こった航空機事故の知られざる真実を描き、全米で高い評価を集め、日本でも2週連続実写映画ナンバー1と大ヒットを記録中。『硫黄島からの手紙』『グラン・トリノ』など、父クリントの映画音楽を多数手がけてきたカイルが、息子ならではの視点で映画の魅力や父クリントの実像について語ってくれた。

ー早速ですが、映画『ハドソン川の奇跡』をご覧になった感想は?

数週間前にカリフォルニアに戻った時に父が見せてくれたんだけど、すごく良くできていて面白かったよ。事故の描き方もすごくリアルで怖かった。僕は飛行機によく乗るから、余計に怖かったね(笑)。

ー当時日本ではパイロットを英雄視する報道ばかりだったので、新しい視点であの事故を知ることができ、とても興味深かったです。アメリカでは映画のように多面的な角度から報道されていたのでしょうか?

アメリカでも、事故直後は映画に描かれているようなことは報道されていなかったね。だから、事故から18カ月後に公聴会が行われてはじめて色々なことが明るみになったんだ。そういう意味で、この映画はあの事故の全容を知るきっかけになったと思うよ。

ーイーストウッド監督の映画のテーマの選び方や、常に新しい視点を持ち続ける姿勢に感服します。映画ファンにとっては不動の巨匠ですが、ひとりの人間としてはどんな方なのでしょう?

僕にとっては、まず第一に父親だよね。俳優で監督という側面は二番目のこと。物心ついた頃から、父は父だからね。ごく普通の父親だよ。ひとつ言えるとしたら、父が演じている役柄と父の実像は全然別物ということかな。父は強面の役を演じることが多いけど、あそこまでハードボイルドじゃないよ(笑)。

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最終更新:10/5(水) 17:10

ローリングストーン日本版

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