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元「水戸泉」部屋の崩壊…親方夫妻に悪評が噴出 怒りの元後援会長が明かす

デイリー新潮 10/5(水) 16:00配信

 水戸泉と言えば、「塩」。取組前、片手に余るそれを投げ上げ、気合を入れる姿で人気の名物力士であった。しかし、部屋を持って14年、その錦戸親方に「しょっぱい」なんて言葉じゃ済まない大騒動が。結婚したばかりの若妻を巡って、部屋が崩壊してしまったのだ。

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 大関・豪栄道が全勝優勝を飾った大相撲秋場所。モンゴル勢ばかりが目立つ近年において、稀な日本人力士の優勝であるから、普段とは違う熱気が国技館を包んだことは間違いあるまい。

 千秋楽の後、角界では、各部屋が後援者などを招いて打ち上げパーティーを行うのが通例となっている。

 元水戸泉の「錦戸部屋」も、9月25日の夕刻、部屋から程近い墨田区内のホテルで会を催していた。

 出席者の一人は言う。

「参加者は170人ほどでした。中でも視線を浴びていたのは、親方が春に結婚式を挙げた、22歳年下のおかみさん。桃色の着物に金の帯を締めて綺麗でしたね。おかみさんは実はソプラノ歌手と二足の草鞋を履いている。カラオケで親方とデュエットで『泣きながら夢を見て』という曲を歌いましたが、やっぱり上手でした。会場にはテレビ制作会社のカメラもありましたから、メディアもあの夫婦に注目なんでしょう」

 錦戸親方は現在54歳。親方として脂の乗り切った年齢だが、これまで独身を貫いてきた。そこへ生まれた、待望のおかみさんだから、2人でマイクを握る姿に部屋の隆盛を祈る出席者も少なくなかったであろう。

 しかし一方で、部屋の未来に“暗い影”を感じ取った向きもいたはず。

 この日、力士として、後援者の前に立ったのはたったの3名。半年前は8名だったから、その数は半分以下になっている。また、いつもこのパーティーに仲間を引き連れて出席し、親方の苦労をねぎらってきた「大物後援会長」の姿も見られなかったのだ。

■解散も囁かれる

「内実、うちの部屋は崩壊したと言っても良い」

 と言うのは、錦戸部屋のさる関係者である。

「春以降、親方への反発で弟子が相次いで辞めています。力士の数が少なく、普段はみな出稽古に出かけるため、部屋はいつもガランとしていて活気ゼロ。また、この6月には、親方の出身地・水戸の後援会『水戸錦戸会』の会長を務めてきた大関修右さんも親方に激怒し、辞任してしまった。大関さんは会社経営の傍ら、部屋の創設以来会長を務め、土俵や鉄砲柱もすべて手配してくれた人。それが辞めてしまったのですから後任も決まらず、解散すら囁かれています。譬えるなら、横綱・白鵬のモンゴル後援会が消滅の危機にあるようなものですから、ありえない話ですよ」

 錦戸親方は、最高位は関脇だが、平成4年の名古屋場所では、13勝2敗で見事平幕優勝を飾っている。身長190センチ超、体重も最高200キロ超と身体に恵まれ、怪我さえなければ大関と言われた実力派だった。12年に引退し、2年後に部屋を創設。「ソルトシェーカー」としての人気と、力士としての実績を引っさげる親方の身に、果たして何が起こっているのか。

 三行半を突きつけた大関前会長に伺ってみると、

「部屋の内情を知ってしまった以上、応援なんか出来ない。もう解散して子供たちは違う部屋に引き取られた方が良いと思います。鉄砲柱だっていっそ鋸で切ってしまいたいくらいだよ」

 そうはっきりと述べるのである。

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最終更新:10/7(金) 10:52

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