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「今年の鈴鹿では結果を残せるレースをする」ホンダF1長谷川祐介総責任者が週末の日本GPに向けて決意表明

週刊SPA! 10/5(水) 9:10配信

 祝!大隅良典・東京工業大学栄誉教授ノーベル賞受賞!! しかし、ここで疑問に思った人もいるだろう。栄誉教授って何? 名誉教授の間違いでは? そう思って調べてみたら、実は東工大にはこういう肩書きがあった。名誉教授が引退した教授に与えられる功労賞的称号に対して、栄誉教授は現役バリバリの「スーパー教授」的な肩書きだという。

⇒【画像】9月下旬に初公開された今季型パワーユニットHonda RA616H

 実はホンダにも変わった肩書きがある。長谷川祐介F1プロジェクト総責任者だ。試しにGoogle先生に聞いてみると、総責任者107万件のうち、実に8割の84万2000件がホンダF1関連でヒット。実務的に総責任者の職務に当たる人は日本中に数えきれないほどいるだろうが、名刺に総責任者という職名が印刷され、対外的かつ公式に総責任者を名乗るのは、日本には長谷川氏たった1人かもしれない。プロジェクトリーダーなんかよりも総責任者のほうが、より責任の重さがヒシヒシと伝わってくるし、ホンダのF1活動に対するコミットメントの現れだと思う。

◆F1第17戦日本GPが目前に迫っている!

 昨年、マクラーレン(イギリスの超名門チーム)にパワーユニット(エンジン+2種のエネルギー回生システム)を供給する形でF1に復帰したホンダ。フェルナンド・アロンソ(スペイン/2005年・2006年チャンピオン)、ジェンソン・バトン(イギリス/2009年チャンピオン)という2人のチャンピオンドライバーを擁しながら、クルマもパワーユニットもダメダメで、チーム(コンストラクターズ)ランキングは10チーム中9位(27点)。別次元だった弱小チームのマノーを除けば、実質最下位。とことん一敗地にまみれてしまった。

 雪辱を期す今シーズンを前にホンダは、総責任者に長谷川氏が就任。マクラーレン・ホンダの逆襲が始まった。昨年はついに1度も予選Q3(10番手以内)に進めなかったが、今年はすでにアロンソは6回、バトンは4回進出。決勝レースでの入賞(10位以内)は、アロンソ6回(最高位5位)、バトンも6回(最高位6位)。前戦マレーシアGP終了時点でのチームランキングは11チーム中6位。獲得ポイントは62点で、昨年の27点を大きく上回る。

 独走メルセデスAMG、2番手躍進レッドブル、落ち目フェラーリのトップ3には、まだまだ大きく置いていかれているが、フォースインディア、ウイリアムズと4番目チームのポジションをガチンコで争うところまで着実に進化を遂げている。前戦マレーシアGPでは、アロンソが最後尾22番手スタート(パワーユニット交換によるペナルティ)から7位、バトンが9位でフィニッシュ。今シーズン3度目のダブル入賞を果たし、力強い走りを見せてくれた。

 10月7~9日、三重県・鈴鹿サーキットで行われる、日本GPに向けて勢いがついたマクラーレン・ホンダ。長谷川総責任者に鈴鹿に向けての決意表明を聞いた。

「鈴鹿は私にとっても、ホンダにとっても特別なグランプリであることには間違いありません。多くのファンの皆様に応援をもらえるレースですし、恥ずかしくないレースができるように万全の準備をします。鈴鹿では、トップ3に続くチームとなり、ポイントを確実に獲得し結果を残せるレースとしたいです」

 母国ファンの前で雪辱を期して臨むホームレース。地元だからミスもトラブルも許されない。それでも攻めて攻めて“攻めダルマ”と化したホンダF1が見たい! <取材・文/日刊SPA!F1取材班 写真/Honda McLaren>

日刊SPA!

最終更新:10/5(水) 9:10

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