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石原良純氏、阿川佐和子著『強父論』にかなり賛同する

NEWS ポストセブン 10/6(木) 16:00配信

【この人が語るこの本】『強父論』/阿川佐和子著/文藝春秋/1300円+税

【著者】阿川佐和子(あがわ・さわこ)/1953年東京都生まれ。慶應義塾大学文学部卒業。『ああ言えばこう食う』(檀ふみ氏との共著、集英社)で講談社エッセイ賞、『ウメ子』(小学館)で坪田譲治文学賞、『婚約のあとで』(新潮社)で島清恋愛文学賞。

 昨年亡くなった父であり、作家である阿川弘之氏の思い出を綴った阿川佐和子氏のエッセイ『強父論』(文藝春秋)がベストセラーになっている。

 タイトルが物語るように、「怖くて強い父親」のエピソードが描かれている。それによると、弘之氏は〈男尊女卑でわがままで、妻や子供には絶対服従を求める〉〈多くの時間、イライラしていて(中略)突然、火を噴く〉そうで、佐和子氏に対する口癖のひとつが〈文句があるなら出ていけ。のたれ死のうが女郎屋に行こうが、俺の知ったこっちゃない〉だった。

 同じように「怖くて強い父親」石原慎太郎氏のもとで育った石原良純氏は本書をどう読んだか。ちなみに、良純氏もかつて『石原家の人びと』(新潮社)という本で慎太郎、裕次郎兄弟など石原一族の素顔を描いて評判を呼んだことがある。(インタビュー・文 鈴木洋史)

──親が作家であるだけでなく、佐和子氏も良純さんも4人きょうだいの上から2番目(阿川家の場合は兄、佐和子氏、弟、弟)で、家庭環境が似ていますね。

石原:阿川弘之さんの家の次男、つまり佐和子さんのすぐ下の弟と僕は、慶應幼稚舎時代から同級生。だから、小学校3年生の頃、阿川さん家に遊びに行ったことがある。そのとき和服姿の阿川さんが出てこられた。見た瞬間、子供心に「うわあ、ここにもうちの親父と同じ面倒くせえのがいるわ」(笑)と感じました。うちの親父に会った僕の友達も同じようなことを言いますよ。

──どういうことですか。

石原:この本を読むと、佐和子さんがその日の出来事をだらだら話し始めると「結論から言え、結論から!」と怒鳴られたとか、それで佐和子さんが泣き始めると「食事中に泣くな」とさらに怒られた。佐和子さんの誕生日に家族4人で外食して、店の外に出たとき思わず「寒い」と言っただけで「寒いとは何だ、それが飯をごちそうになった親に言うことか」と怒られたとか、いろいろなエピソードが書いてありますね。

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最終更新:10/6(木) 16:00

NEWS ポストセブン

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