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「ケンミンSHOW」10年でみの&久本が秘話を告白

Smartザテレビジョン 10/6(木) 21:17配信

毎週木曜に日本テレビ系にて放送中の「秘密のケンミンSHOW」は、10月6日に「―祝!10年目突入SP!」と題した2時間スペシャルを放送。長年にわたって同番組を支えてきたMC・みのもんたと久本雅美にインタビューを敢行した。

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10年目に突入した番組の歩みを振り返ると共に、番組の今後についても語ってもらった。

――番組開始から10年目を迎えて、今の心境はいかがですか?

みの:正直あっという間でしたね。気が付いたら10年という感じ。(ここまで番組をやってこられて)本当に楽しかったですね。久本さんには随分助けていただきましたけども。本当に、見事な司会だと思いますね。

久本:いやいや、おかしいでしょ! 一緒に司会してますから(笑)。でも本当に「もう10年になるの?」みたいな心境です。あっという間でした。

みの:やっぱり「日本って狭いな」ってイメージがありましたから、「ネタはそのうちなくなるだろうな」という思いが強かったんです。ところが、山一つ、川一つ離れただけで全く違う食文化があって。

食べるっていう行為は人間にとって大切なものですから、そこにある「食」というものがこんなに幅が広く、歴史があることにあらためて驚きますね。それらを素晴らしい取材陣の力で掘り起こしていく。また、それらを(スタジオで)自ら体験できるというのが素晴らしいですね。

久本:本当にスタッフさんの取材力がすごいと思いますね。

そしてこの番組に懸ける愛情、情熱は半端ではないです。以前(久本が所属する)ワハハ本舗の公演で北海道の小樽に行った時、後輩と飲みに行こうと雪の降る中、街をうろついていたんです。

その時、ふとライトがついていてカメラが回ってるのを見掛けたんです。「誰か取材してるんだな~」と思ってみたら、それが「ケンミンSHOW」のスタッフだったんです。あの姿だけは絶対に忘れられないし、忘れちゃいけないなと。

雪の降る中でも、真夏の暑い中でも、どんな時もスタッフさんが全国各地に行ってはネタを探り当て、番組を作っているのが本当にすごいなと思いましたね。

――この10年を振り返って、特に印象に残っている“ケンミン”の秘密はありますが?

みの:僕の場合は、決して過去を振り返らず今日まで来ているもんだから、何があったかほとんど覚えてない(笑)。

久本:過去を振り返らないっていうか、ただ単に、ボケたんでしょうね~(笑)。でも本当にいろいろなものを食べてきて、見てきましたし。みのさんは、福島のおそばの中に入っている「まんじゅうの天ぷら」が大好きなんです。

みの:初めてそれを見た時はびっくりしました。「そばの中に何がまんじゅうだ!」って感じで食べているうちに、病みつきになりました。日本の食文化ってすごいと思いましたね。

久本:長いことやっていますけど、みのさんはあのおそばのことだけはずっと言い続けてるんです。

みの:もう忘れられない。そのくらいカルチャーショックでしたね。だって、しょうゆだしのそばの中にまんじゅうを入れて、それを崩しながら食べるっていう(発想がない)。でも、おいしかったです。

久本:山形の文化もすごく面白くて。夏になったら“冷やしシャンプー”(冷やしたメントール系のシャンプーで洗髪する)が出たりとか、生垣を食べたりとか(笑)。

みの:山形じゃない? 40%とかすごい視聴率を取ったのも。

久本:あとは(熊本の)ヒトデを食べたりとか、(福岡の)イソギンチャクを食べたりとか。びっくりしますよね。

みの:みんなおいしいものばっかりなんですよ。

久本:見ている方が「本当においしいの?」って疑ってらっしゃる方もいるんですけど、受け継がれている食文化はみんなおいしいんです。それこそ山形の“水かけごはん”も、「こんなに地味なもの…」って思って食べたら本当においしい! これは不思議ですよね~。

――番組も10年目となりますが、まだまだネタを尽きませんね。

久本:そうなんです。こんなこと言ったら怒られるけど、私たちすぐ終わると思ってました(笑)。ネタが続くわけないと思ったんですよ。だから「特番でいいんじゃないの? レギュラーなんて無謀だよ!」って言ってたら、本当に日本って面白い。まだまだネタがいっぱいあって。

私は自分の劇団で全国を回らせていただくんですけど、現地で見たことない食べ物とか習慣に触れたら、スタッフにすぐ連絡するんですよ。「こんなのあるんだけど」って。その中で「聞いたことないんでちょっと調べてみます」ってなるネタもありますし。

みの:10年目に入っても、ありがたい話で視聴率も好調で。どこに秘密があるのかな?と思うと、お世辞じゃなくて久本くんのおかげだと思うんです。何がすごいって、本当によく物事を知ってる。

久本:いやいや、その言葉そのままお返ししますよ! みのさんの方が百倍ご存じですよ。

みの:僕も喋り手で、何十年とやってきましたけど、70歳過ぎてこんなすごい人と仕事ができる喜びね。

久本:え~っ? ちょっと私、今日抱かれるかもしれない(笑)。お返しじゃないですが、みのさんも本当にいろいろな話をちゃんと分かってらっしゃって。誰も知らなかったその土地の秘密や歴史をとうとうと語られるので、いつもみんな感動して聞いてます。

――番組が始まった10年前と比べて、県民性の話を扱う番組が増えてきたかと思いますが、その中で「ケンミンSHOW」の強みはどんなところでしょうか?

久本:「―ケンミンSHOW」を始めてから、本当に増えましたよね。そういう番組に対してはスタッフも老舗の意地というか、「本物を見せてやる!」っていう思いもあるでしょうし。そういうプライドはちゃんと見せつけていると思います。

みの:一つの番組がヒットすると、その勢いに乗ろうとして、おいしいところだけを取り入れてスタートする番組もありますけど、やっぱり(本家には)勝てないですよね。そういう番組は続かないですし。この番組をまねしようと思っても、できないことは確実にありますよ。

久本:企画の段階から「どういうことをしたら楽しめるのか」「新しいものは何か」っていうことを、すごく時間かけて作った番組の土台がありますから。そこがしっかりしているからブレないですよね。

――あらためて感じる日本の良さはどんなところですか?

みの:今の時代に、この番組ほど沖縄について取り上げている番組もないと思います。意識してのことかどうは分からないですけど、これはすごいことだと思います。

久本:やっぱり沖縄の文化は独特で面白いですよね。言葉も何も分からないし、何とも言えない人柄の良さも出てくるので、見ていてほっこりしますよね。と同時に、青森の津軽弁とか、同じ日本でも話している言葉が分からないというのも面白いですよね。

文化とか、言葉や習慣の違いもすごいですよね。関東の人と関西の人が結婚して、文化の違いでケンカしたり、理解しあえなかったりって、まさかのですよね。それをこの番組で学べたら、お役に立てる部分もあるんじゃないかと思いますね。

――最後に、今後の目標をお聞かせください。

みの:今僕は72歳ですけど、5年10年と頑張りたいな~と思いますよね。例えば80歳になった僕が、この番組の司会を久本くんと一緒にやっていたら、放送文化の中に何かを残すのかもしれないし。そのためには健康でなきゃいけないし。毎晩のアルコール消毒(=飲酒)も必要だし…(笑)。

久本:言ってることがおかしい! 矛盾してる(笑)。でも今80歳って言っても皆さんお若いですからね。みのさんみたいな怪物は見たことはないですから。あと10年全然行けるんじゃないかと。

下手したらギネス記録作って、90歳でもシャキッとしていて、朗々と喋っている姿が目に浮かびます。本当に、高齢者が2人で司会しているっていうのもあるかもしれません(笑)。

みの:でも、70代・80代の視聴者の方は全体の40%くらいいらっしゃいますからね。そういう方々に向けた番組を専門で作るテレビ局も、そのうち出来なきゃいけないくらいですよね。

久本:街中でも、お年を召した方から「『ケンミンSHOW』だけ録画している」とか「この番組だけは見る」って言っていただくことが多いんです。それは本当にうれしいですよね。

みの:実際、テレビの前で座って見る人は60代以上が多いそうですし。そうしたらこっちはもっと頑張んなきゃなと思って。…じゃ、そろそろ(飲みに行く)時間なので…(笑)。

久本:え~っ、銀座で(飲むから)巻いちゃうの(笑)? 本当にみのさん怪物ですね(笑)。

みの:うまいよね~冷たいビールって(笑)。「プシュッ」って音がいいよね。

最終更新:10/6(木) 21:17

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