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ジャニーズ事務所の“影響力”を否定 テレ朝会長発言の衝撃

週刊文春 10/6(木) 12:01配信

「事務所の影響力で右往左往しているように見られるのは残念。ジャニーズ事務所も芸能プロのひとつに過ぎない」

 テレビ朝日・早河洋会長兼CEO(72)の発言に業界が沸いている。放送記者が話す。

「9月27日の定例会見でSMAPメンバー個人の番組について、香取慎吾(39)の『SmaSTATION!! 』も草なぎ剛(42)の『「ぷっ」すま』もタイトルは事務所と協議するが、番組は継続すると会長は明言。そのうえで、ジャニーズの圧力について聞いた『事務所の力は大きいのでは』との質問に対する答えでした。テレビ局のトップがジャニーズの“影響力”を否定したのは初めてでしょう」

 翌日のTBSの定例会見でも注目発言があった。

「TBSは解散騒動後、中居正広(44)の『金曜日のスマたちへ』をいち早く“スマイルたちへ”に変えて放送を継続している。今回の会見でも注目はジャニーズとの確執でした。中居は来年秋に事務所から独立するとも言われるだけに、記者から『ジャニーズのタレントを使うに当たり、不自由は感じないか』との質問が飛び出した。しかし、即座に常務が『事務所はパートナーであり、仲間。不自由など感じている点はない』と強調していた」(スポーツ紙記者)

 民放トップの発言はなにを意味するのか。

「これまでテレビ界は人気アイドルを多く抱えるジャニーズ事務所には平身低頭だった。特にメリー喜多川副社長は絶対的な権力を持ち、彼女の一声ですべて決まるとまで言われていた。それをテレビ局側が“影響力はない”という主旨の発言を公然とするということは、テレビ界のパワーバランスが崩れたと見るべきです」(芸能デスク)

 その要因を民放テレビ局員が解説する。

「昨年、週刊文春誌上でメリー氏が、当時の飯島三智マネージャーとメンバーを扱(こき)下ろしたことや、『SMAP×SMAP』での謝罪の件を酷いと思っているテレビ関係者は多い。造反組と言われる4人にも同情的で、支持する傾向さえある。TBSは顕著で、中居とはさらに信頼関係が強くなっている。いま番組に圧力をかければ、逆に反発を買うだけ。それはジャニーズ側もわかっているはずです」

 沈黙を続けるメリー氏の巻き返しはあるのか。


<週刊文春2016年10月13日号『THIS WEEK 芸能』より>

「週刊文春」編集部

最終更新:10/6(木) 12:06

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