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<もはや北朝鮮>「安倍首相の所信表明演説」で海外も呆れる背広組の暴走

メディアゴン 10/6(木) 7:30配信

山口道宏[ジャーナリスト]

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平成28年月9月26日の衆院本会議。国会内の品格やモラルや服務規定のレベルではない。それは客観的にみたなら紛れもない「背広組」の暴走であるように見えた。

国防には「背広組」(文官)と「制服組」(自衛官)がいる。遡ること70年前。我が国の戦後は、その軍事政権がなした「一億総玉砕」の反省から、二度と「制服組」の台頭がなきようにと、戦争の放棄とともに文民統制として「制服組」を抑制する「背広組」の存在に期待をした。

そのニッポンの国会(衆院本会議)でのことだ。

安倍首相が所信表明演説で、

 「我が国領土、領海、領空を守りぬくために」「現場では、夜を徹して海上保安庁、警察、自衛隊の緒君が任務に当っている。彼らに対して、いまこの場から心からの敬意を表しようではありませんか」

と語り拍手を求めるや、こぞって自民党議員が立ちあがり、拍手の嵐がなりやまないのだから誰もが驚愕した。議長の「すわってください」の声が虚しく聞こえている。

これはいわば「背広組」の暴走である。戦時下の「大政翼賛会」を知る国会議員はもういないことの証左か。「北朝鮮みたいだ」と批判したのは小沢一郎「生活の党と山本太郎となかまた」代表。自民党に近いといわれる「日本維新の会」の馬場伸幸幹事長までもが「言論の府に相応しくない」と批判しているほどだ。

いずれも市井の感覚に近い指摘だが、厳かなはずの「立法の府」で総立ち+大拍手なのだからどうにも気味が悪い。

欧米人から見れば朝鮮人も中国人も日本人も顔の見分けなどつかず、一緒に見えるので「安倍将軍さまの出現か」とジョークを飛ばす海外記者もいたという。

あのとき立たなかったのは誰か! と自民党内では「非国民探し」でも始まりそうだ。と、なれば先の都知事選の時と同じように、反党行為の者には「離党勧告」でもするのだろうか。

もはや陣傘議員は誰よりも早くすっと立ち上がり大拍手するしかない。

山口道宏[ジャーナリスト]

最終更新:10/6(木) 12:16

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