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ユーチューバー、私もなりたい 動画投稿で高収入

NIKKEI STYLE 10/6(木) 9:30配信

TVより身近 中高生支持

 米国発の動画共有サイト「ユーチューブ」に、自作の動画を投稿して収益を得る「ユーチューバー」が中高生に人気だ。誰でも動画を投稿でき、うまくいけば国内外からも注目を集めることができる。若者たちには、テレビで活躍する芸能人に代わる憧れの職業になりつつある。画面内から抜けだし、現実世界でも活躍する彼らを追った。

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 9月21日、広島パルコ本館(広島市)10階のライブハウス。ユーチューバー専門の芸能プロダクションUUUM(ウーム、東京・港)が企画したファンイベントには、多くの中高生が来場した。総勢500人。十数人のユーチューバーたちが舞台に姿を見せると、「きゃー」と黄色い歓声が会場を包む。

再生回数27億回

 舞台上のユーチューバーたちはスマートフォン(スマホ)ゲームを始めた。画面がスクリーンに映し出され、まるで一緒にゲームをしているかのよう。難しい局面をクリアするたび、会場は沸き上がった。「こっち見て」「手振って」。人気アイドル顔負けだ。

 ユーチューブ上には、ダンスや演奏、コントなど様々な動画がある。著作権を侵害しない内容ならば誰でも登録するだけで投稿可能。動画には投稿者の判断で企業広告を掲載でき、広告収入の一部が支払われる仕組みだ。少数だが、独創性の高い内容が人気を博し、生活できるほど稼ぐ人もいる。

 国内の著名な男性ユーチューバー「はじめしゃちょー」さん(23)。2012年に開設したメーンチャンネルでは、クラッカー100本を同時発射したり、何十種類もの飲料を混ぜて飲んだりする姿を投稿。総再生回数は27億回(16年9月末時点)にのぼる。撮影現場は自宅。自ら編集もこなし、毎日動画を投稿する。

 高校時代から友人と動画を撮り合うのが好きだった。大学進学後は高校教師を目指し教育学を学んだが「進路に迷った」と話す。既にユーチューバーとしての地位が確固たるものだったからだ。不安もあったが「今しかできないことをやろう」と、ユーチューバーの道を選んだ。

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最終更新:10/6(木) 9:30

NIKKEI STYLE

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