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本田にとって追い風、それとも… 再建図るミランが“最高責任者”としてマルディーニ氏を招聘か

Football ZONE web 10/6(木) 13:00配信

25年間にわたってミラン一筋も、ガリアーニCEOとの関係悪化でクラブと距離を置く

 中国企業に株式99パーセント以上を売却することで合意しているACミランが、遂にレジェンドとの関係修復へ本格的に乗り出した模様だ。イタリア紙「コリエレ・デロ・スポルト」は、チームのバンディエラ(旗頭)として長年ミランをけん引した元イタリア代表DFパオロ・マルディーニ氏を「バイエルンで言うルンメニゲのような存在」としてチームに呼び戻す意向を報じている。

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 マルディーニ氏は1985年1月20日のウディネーゼ戦で16歳の若さにしてデビューすると、以降は2009年まで25年間にわたってミラン一筋のキャリアを築いた。その間、二度に渡るミランの黄金期を支えてUEFAチャンピオンズリーグやリーグ優勝を幾度となく経験し、イタリア代表としても126試合に出場。背番号「3」は、息子であるクリスティアン・マルディーニが引き継がない限りにおいて永久欠番ともされている。

 しかし、マルディーニ氏は引退後にクラブの強化責任者であるアドリアーノ・ガリアーニCEOとの関係が悪化。ミランから距離を置く状況となり、逆にガリアーニ氏の方針にメディアを通じて強い批判をするなど、犬猿の仲となっていた。

 そうしたなかで、ミランの株式売却によって風向きが変わりつつある。中国企業への売却手続きが正式に完了した時点で、ガリアーニ氏がクラブを離れることが決定的になった状況を受け、クラブ幹部に就任したマルコ・ファッソーネ氏はマルディーニ氏を呼び戻すプランを固めたという。同紙は「バイエルンで言うルンメニゲのような存在に」と報じている。

強化と経営の最高責任者として招聘か

 バイエルン・ミュンヘンのカール・ハインツ・ルンメニゲ氏は、クラブの副会長を経て現在は代表取締役を務めている。ファッソーネ氏は、ミランにおける強化と経営の最高責任者として、マルディーニ氏を招聘するプランだとしている。

 はたして、かつてミランのバンディエラと呼ばれたレジェンドは、名実ともにミランのトップとしてクラブに帰還することになるのだろうか。その動向次第では、マルディーニ氏と同様にクラブから距離を置いている黄金期のレジェンドたちにも大きな影響を与えそうだ。

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

最終更新:10/6(木) 13:00

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