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選手要望で代表ミーティング“1時間→30分”に短縮! GK西川は信頼を寄せ「監督もトライしている」

Football ZONE web 10/6(木) 13:40配信

UAE戦の調整法でミスを認めたハリル監督 選手側から長谷部を介して指揮官に要望

 日本代表GK西川周作は、6日のワールドカップ(W杯)アジア最終予選イラク戦に向けて「選手の要望を監督は聞いてくれたし、信頼を感じます」と、バヒド・ハリルホジッチ監督と選手たちの信頼関係を強調した。

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 先月29日のメンバー発表会見で話題になったのが、多くの海外組が直前合流になるなかでの調整過程だった。ハリル監督は「時差の関係で、ビデオミーティングの間に寝ている選手がいた。身体が疲労しているなかでやりすぎかと思ったが、疲労しているところにさらに疲労を与えてしまった」と、9月のW杯最終予選初戦のホームUAE戦に臨む調整法に関して自らのミスを認めていた。

 選手たちもそうした状況に対して、キャプテンのMF長谷部誠(フランクフルト)を介してハリル監督に要望を出したという。そして、今回に関しては大きな変化を見せたと西川は証言している。例えば、ミーティングの時間は「1時間ほどやっていたものが30分になった。短い時間でポイントを押さえてくれた」と、より短時間で集中したものに変わったという。そこにハリル監督の信頼を感じると話した。

「ここ数日で、(海外組は)時差があったり、コンディションのばらつきがあるなかでも、監督が考えて調整してくれています。非常にシンプルになったと思いますね。ミーティングの時間や回数もそうです。選手の負担にならないように、監督自身も考えてトライしてくれている。選手も集中して、頭も体も良い状態で臨めると思う。選手の要望を監督は聞いてくれたし、信頼を感じます」

UAE戦はFKから失点も「失敗から学ぶ」

 ハリル監督自身も「私たちがトライすることとして、映像を先に選手に送って合宿の前に見て欲しい、見てくれると期待する。そして、合宿でトレーニングを短くしたい」と話していたが、有言実行となった模様だ。

 今回のイラク戦で最終予選ホームゲームは2試合目となるが、初戦UAE戦では1-2と敗戦を喫した。西川自身も、相手の直接フリーキックを手に当てながら止めきれなかった悔しさが残るゲームとなった。だからこそ、常に「失敗から学ぶものがある」と繰り返す守護神はその経験を生かすことを強調した。

「自分たちは同じことをホームで繰り返してはいけない。UAE戦とタイ戦の経験が必ず生きると思っています。『勝たないと』とガチガチになれば力は発揮できない。プレッシャーのなかで楽しむことを課題にして、それでいて泥臭く勝ちにいきたい」

 ハリル監督の調整法の変化もまた「失敗から学ぶ」ものだ。選手たちとの信頼関係のなかで生まれた調整方法は、イラク戦、そして今後も続く最終予選で勝利を呼び込むベースとなるのだろうか。

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

最終更新:10/6(木) 13:40

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