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【識者の眼】ハリルJ、警戒すべき“イラクのC・ロナウド”。ただのドリブラーではない、要注意人物への対策方法

フットボールチャンネル 10/6(木) 10:51配信

日本代表は6日、ロシアワールドカップアジア最終予選でイラク代表と対戦する。最終予選で黒星スタートを切ったハリルジャパンにとってこの試合は勝利が求められる一戦だが、相手の“イラクのクリスティアーノ・ロナウド”には警戒が必要だ。イラク代表最大の要注意人物を、日本代表はどのように対策すべきなのだろうか。(文:河治良幸)

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日本代表が最も警戒すべき“イラクのクリスティアーノ・ロナウド”

 イラク戦で勝ち点3を狙う日本にとって、いかに得点を取るかが注目されるところだが、失点しないことも重要だ。日本が警戒すべき相手の武器、その1つは右サイドハーフを担うヤシーンだ。

 スウェーデンのAIKソルナでプレーするヤシーン。UAE代表のオマル・アブドゥラフマンほどではないが、イラクの攻撃の多くは185cmの攻撃的MFを経由し、高い割合でチャンスがもたらされる。行動範囲は右サイドの定位置から前線の右横あたり。1トップの選手が中央の深い位置にポジションを取るため、周囲の選手はヤシーンにボールを預けやすい。

 風貌から“イラクのクリスティアーノ・ロナウド”にも例えられることもあるヤシーン。彼の最大の武器が縦志向の強い高速ドリブルであり、中盤のアブドゥラミールから展開されたボールを受けて前を向けば、相手DFラインの手前から積極的に仕掛けてくる。

 そこから左右の両足でミドルシュートを打つ形を得意なプレーの1つとするが、そのプレーにこだわっているわけではなく、実はそこまで高い決定力があるわけでもない。

 危険なのはむしろ別の選択肢だ。ドリブルの仕掛けをメインの武器として、状況に応じて別のプレーを選択していける引き出しと柔軟な思考を備えるのがヤシンの強み。その1つがスルーパスだ。

 ドリブルを警戒する相手ディフェンスの裏に通す縦のグラウンダーパスはダイアゴナルに飛び出す選手にピタリと通れば、GKとの1対1になる。最高の受け手となるのが1トップに張るアブドゥラヒームで、前線で常にセンターバックを背負う状態から、ヤシーンが起点となることで生じる隙を常に狙っている様だ。

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最終更新:10/6(木) 15:53

フットボールチャンネル

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