ここから本文です

上白石萌音、リリースイベントで見せた凛とした佇まい 新海誠監督「『歌うべき人』と強く感じた」

リアルサウンド 10/6(木) 12:00配信

 上白石萌音が10月4日、池袋サンシャインシティ噴水広場にて、ミニアルバム『chouchou』発売記念フリーライブを開催した。同作は10月5日にリリースされた上白石のデビュー作で、映画の主題歌や挿入歌のカバー全6曲を収録している。

 上白石が公開リハーサルとして、「366日」(映画『赤い糸』主題歌)や「なんでもないや(movie ver.)」(映画『君の名は。』主題歌)の一部を歌うと、道行く人々が足を止めた。本番では広場だけでなく、広場を囲う建物の上階まで埋め尽くされた約2,000人の観客の拍手に迎えられ、上白石が登場。そのままアカペラで、全編英語詞の「On My Own」(映画『レ・ミゼラブル』劇中歌)を歌唱した。先ほどまで初々しい表情を見せていたとは思えぬほどの堂々とした姿で優しくも力強さを感じる歌声を披露し、会場の空気を一変させた。

 「初めまして」と上白石は緊張した様子で挨拶すると、「一生で1回のデビュー記念イベント、人が来るか心配でした。皆さん、来てくれてありがとうございます」と会場へ集まった人々への感謝の思いを伝えた。続けて、「皆さんの初恋を浮かべて聴いてください」と、ギターの演奏とともに「366日」を歌い上げた。「小さい頃から歌うことが大好きでした。こんなにたくさんの人に聴いてもらえるなんて、夢みたいです」と感慨深げに歌手デビューへの思いを語ると、上白石がヒロイン・三葉の声を務めた、映画『君の名は。』の主題歌のひとつ「なんでもないや(movie ver.)」を披露。そして、「これは皆さんへのエールです。笑っていれば明日はきっといいことがあるよ、という曲」と告げて、「SMILE」(映画『Modern Times』挿入歌)を歌唱し、ミニライブは幕を閉じた。

 続くトークイベントで上白石は、「今までで一番楽しく、リラックスして歌えた」とライブの感想を語り、「これからは歌手として、お芝居をしているからこそ、歌える歌を歌いたい」と意気込んだ。さらに、映画『君の名は。』の監督を務めた新海誠からのメッセージもサプライズで披露された。新海は上白石の声について、「細くて長い針のよう」と評し、「萌音ちゃんの歌声を初めて聴いた時、『この人は歌うべき人だ』と強く感じた」ことも明らかにした。上白石は、「(歌手を)やってもいいのかな? と思っていたけど、『歌うべきだ』って言ってくれる人が1人でもいるなら、その人のために歌おうと思います」と感極まった様子で話した。

 そして、さらなるサプライズとして、来週14日放送の『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)に上白石が生出演することも発表された。上白石は突然の発表に驚きを隠せない様子だったが、「今が人生のピークかも…一生忘れられない日になりました。もっと頑張ります!」と笑顔を見せた。

 上白石は、シンガーとしてのスタートを切ったばかり。歌唱時に見せる彼女の凛とした佇まいに、今後への期待を感じずにはいられない。まずは、14日に生出演する『ミュージックステーション』でのパフォーマンスを楽しみにしたい。

村上夏菜

最終更新:10/6(木) 12:00

リアルサウンド

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

北朝鮮からの脱出
北朝鮮での幼少時代、『ここは地球上最高の国』と信じていたイ・ヒョンソだったが、90年代の大飢饉に接してその考えに疑問を抱き始める。14歳で脱北、その後中国で素性を隠しながらの生活が始まる。 これは、必死で毎日を生き延びてきた彼女の悲惨な日々とその先に見えた希望の物語。そして、北朝鮮から遠く離れても、なお常に危険に脅かされ続ける同朋達への力強いメッセージが込められている。