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仏紙がポグバの能力を生かせないモウリーニョ采配を糾弾 来夏ユーベに衝撃の出戻りも予想

Football ZONE web 10/6(木) 18:02配信

マンUの戦術スタイルがポグバから自由を奪っていると指摘

 今季マンチェスター・ユナイテッドに、イタリア王者ユベントスから1億500万ユーロ(約123億円)というフットボール史上最高額の移籍金で加入したフランス代表MFポール・ポグバの起用法について、母国フランスの「レキップ」紙は、ジョゼ・モウリーニョ監督が同国代表のディディエ・デシャン監督と同じ過ちを犯していると糾弾している。そして、「この状況が続けば、来季にバーゲン価格でユベントスに戻ることもあり得る」と衝撃的な未来を予見している。

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 レキップ紙は、モウリーニョ監督とデシャン監督の共通点として、ポグバを適正なポジションと役割で起用していないことを挙げている。移籍金が1億ユーロを超える評価になった背景には、ユベントスで絶大なる存在感を放ったことが挙げられるが、その当時と比べてユナイテッドと代表チームではポグバから自由を奪い去っていることが、能力をスポイルしていると糾弾した。

 主に3-5-2システムで戦ったマッシミリアーノ・アッレグリ監督に率いられたユベントスでは、ポグバは左のインサイドハーフで起用された。アントニオ・コンテ監督(現チェルシー)時代には、レジスタとして元イタリア代表MFアンドレア・ピルロを置く4-1-4-1システムのゲームも多かったが、その共通点はトップ下を置かないシステムの中でポグバがフリーマンのように振る舞い、よりゴールに近い位置でプレーできたことだ。

 しかし同紙は、ポグバを生かし切れていない両監督がチーム全体のバランスを求めるあまりに中盤にしばりつけ、その能力を発揮できる時間とスペースを限定していることに失敗があるとしている。

状況次第ではライオラ氏が動く?

 そして「このままの状況が続けば、ミノ・ライオラ(ポグバの代理人)が来季にユベントスに対してバーゲンセールでのポグバ獲得を持ち込む可能性が十分にある」と衝撃的な予見をしている。仮にそれが実現すれば、2012年に契約満了でユナイテッドからユベントスへ移籍金ゼロで加入し、今夏に巨額の出戻り移籍を果たし、さらに来夏にバーゲンセールで再度の出戻りという前代未聞の事態となる。

 果たして、モウリーニョ監督はユナイテッドでポグバの能力を生かすポジションと役割を見出し、移籍金額にふさわしいプレーを発揮させることができるのか。そして、それが叶わなかった時には、来夏に前代未聞の事例として移籍市場を騒がせることになるのだろうか。

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

最終更新:10/6(木) 18:02

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