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"麗蘭"CHABOと蘭丸が語る、B.B.キングの魅力とおすすめアルバム

ローリングストーン日本版 10/6(木) 16:00配信

仲井戸"CHABO"麗市と土屋公平"蘭丸"による麗蘭、結成25周年&ニューアルバム『25』リリース記念インタヴュー。ブルースマニアでもある二人が語るB.B.キングの魅力とは。

仲井戸麗市と土屋公平が語る"麗蘭結成25周年":「麗蘭は還る場所」

麗蘭の12年振りとなるアルバム『25』には、ここ数年で他界したブルースとロックの偉人たちに捧げる歌が入っている。その1つが、アルバム4曲目に収録されている『Mr.Blues Man(B.B.キングに捧ぐ)』。
ご存じの通り、相当なブルースマニアでもあるお2人に、ローリングストーン読者のためにB.B.キングの魅力を語ってもらい、おすすめのアルバムを1枚ずつ挙げて貰った。ブルース・コアファンからビギナーまで必読。

―開口一番、公平さんにとってB.B.キングはどんな存在ですか?

土屋:B.B.キングは、僕にとって最初のブルーズマンでした。もうブルーズの象徴というかね。フレディ(・キング)もアルバート(・キング)も大好きだし、マディ・ウォーターズも大好きだけど、やっぱりB.B.で始まったなっていう感じがあって。亡くなったニュース(2015年5月14日に89歳にて永眠)は、すごくショックだった。ずっといてくれるような気がしてた人が、本当にいなくなるんだなっていうのを実感したし。で、偶然にもその頃、僕はもっともっとブルーズのほうに寄っていかないといけないなって思っていた時期だったりもしたので、自分でもブルースアルバムを作っていたし。今回のアルバに収録されている『Mr.Blues Man(B.B.KINGに捧ぐ)』では、B.B.への思い入れを、CHABOさんが小さな物語にして歌ってくれたので、そこに僕なりにギターを付けさせてもらいました。

―『Mr.Blues Man(B.B.KINGに捧ぐ)』)はB.B.キング生まれたところから始まり、B.B.キングが愛用していたギターの愛称・ルシールで終わる・・・。まさにB.B.の小さな物語で、聴いていてジーンと来ました。

土屋:CHABOさんが素敵な曲を書いてくれたし、演奏もとってもいい感じになったと思っています。

―そんな愛しいB.B.のアルバムのなかから、一枚おすすめを挙げるとするなら?

土屋:難しいね。4枚組とか挙げたくなっちゃうよね(笑)。そういうのをシャッフルして聴いたりするのも好きだし。1枚かぁ・・・。B.B.の立ってる感じとか、ギターの音色でいったら『ライヴ・イン・クック・カウンティ・ジェイル』(1971年)とか『ライヴ・イン・ジャパン』(1971年)も好きなんですよ。

―なるほど。その心は?

土屋:なかなかスタジオ録音では隠れて見えないB.B.の本筋みたいなものがライヴでとても出ているし、勢いも違うしね。スタジオ盤の『スリー・オクロック・ブルース』(1951年)も大好きなんだけど、トータルでいったらライヴ盤をオススメしたいかな。特に『ライヴ・イン・ジャパン』のギターの音色はギブソンESシリーズの最高峰だと思うし、"セミアコっていうのは、この音でいいんだ"っていうお手本みたいないい音をしていると思う。

―と、なると、おすすめのアルバム1枚は『ライヴ・イン・クック・カウンティ・ジェイル』ですか?

土屋:まぁそうなりますかね。でも1枚は本当に難しい。

土屋公平が選ぶB.B.キングの1枚


『ライヴ・イン・クック・カウンティ・ジェイル』1971年
1970年9月10日にシカゴのクック郡刑務所で行われた慰問ライヴを音源化した1枚。囚人たちの野太い相づちや女囚たちの嬌声、笑声なども収録された、ブルース・ライヴ・ドキュメント。

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最終更新:10/6(木) 16:00

ローリングストーン日本版

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