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大きな数の単位を作ってきた人類

JBpress 10/6(木) 6:00配信

■ メガ〇〇、ギガ〇〇

 「メガ盛り」「ギガらく」など大きな量を大げさに表す表現にメガやギガといった数の単位が使われます(表)。

  (*配信先のサイトでこの記事をお読みの方はこちらで本記事の表をご覧いただけます。http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/48053)

 日本語の単位は10000倍で変わるの対して、英語のそれは1000倍ごとにキロからメガ、メガからギガ、ギガからテラへと変わります。キロからヨタをSI接頭辞といいます。SIは国際単位系(The International System of Units)のことです。

■ 英語の数の単位

 このようなSI接頭辞ではなく、英語の中には大きな数を表す言葉がたくさんあります。

 Thousand(サウザンド、千)、Million(ミリオン、百万)、Billion(ビリオン、十億)、Trillion(トリリオン、一兆)、Quadrillion(クワドリオン、千兆)、Quintillion(クインティリオン、百京)、Sextillion(セクスティリオン、十垓)、Septillion(セプティリオン、一𥝱)、この単位はショート・スケールといわれる米国や英国で使われているものです。SI接頭辞は最高でヨタまでですが、数え方の単位はSeptillion以上さらに上があります(下の表)。

 最後のDuovigintillionは1無量大数=10^68を超える大きさです。ここからさらに続いていき最後の部分が次です。

 最後のMillinillion(ミリニリオン)は1の後ろに0が3003個続くたいへん大きい数ですが、華厳経に登場する単位に比べればはるかに小さいものです。阿婆羅=10^1792と多婆羅=10^3584の間にMillinillionはあります。

 ということで、話を元に戻すと、ギガからテラに変わったということは1000倍を意味することになります、通常は。例えば、長さが1ギガメートルから1テラメートルになった場合には1000倍になります。

■ ハードデスクの容量「バイト」

 ところが、ハードディスクの容量ではちょっと事情が異なります。デジタル電子計算機の情報量の単位はビット(bit、由来は連載「白衣の天使ナイチンゲールは統計学者」参照)です。

 1ビットとは0と1の2つ、2ビットは00,01,10,11の4つの情報量となります。nビットは2のn乗個の情報量になります。そして、8ビットで1バイトとまとめられます。

 通常このバイトがメモリやハードディスクの情報量の単位としています。では、1キロバイトは本来1000バイトのことを表すのですが、1キロバイトとは2^10=1024バイトのことを表すのが慣例となっています。

 そして、

 1メガバイト=1024キロバイト=1024×1024バイト=1,048,576バイト
1ギガバイト=1024メガバイト=1024×1024キロバイト=1,073,741,824バイト
1テラバイト=1024ギガバイト=1024×1024メガバイト=1,099,511,627,776バイト

 となっています。

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最終更新:10/10(月) 9:20

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