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豊洲だけじゃない、東京ガス所有の不動産一覧

デイリー新潮 10/6(木) 9:02配信

 都市ガスを独占する傍ら、都内一等地の“大家さん業”も手掛ける東京ガス。銀座、新宿、そして目黒で展開する別の顔をお届けする。

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 東京ガスの今年第1四半期の売上高を見ると、都市ガス部門が2500億超で全体の60%を占めている。が、この数字は前年同期比1000億円減というもの。

 一方、不動産部門は100億円がやっとで売上全体の2・4%だが、前年同期比3億円の伸びを示すのだ。

 以下ざっと見て行くと、03年のアカデミー脚本賞を受けたソフィア・コッポラの出世作「ロスト・イン・トランスレーション」の主なロケ地・パークハイアット東京。同ホテルが入る新宿パークタワーは元はガスタンクがあった場所で、東京ガスが子会社を通じて建設した52階建てビルだ。

「公益事業である大手ガス会社がホテル経営に乗り出すのは初めてだった。だから話題を呼びました」

 と業界に明るいライター。

「もっとも、ハイアット系で言うと最高級のパークハイアットが新宿よりも初台に近いという立地でうまくいくのかという声がありましたが、杞憂に終わりましたね。177と抑えた室数と『おもてなし精神』が相まって、俳優から国賓までセレブがお忍びでやってくるようになりました」

 更に95年には、目黒区のこれまたガスタンク跡地に、エクアドルやネパールなど、12カ国の駐日大使専用マンションが完成している。東京ガス関係者によると、

「4階建てで部屋の床面積は300平方メートル。間取りはすべて4LDKで、うち1部屋がメイド用。大使公邸ゆえに、200平方メートルのパーティースペースも備えています」

 8年前には、「銀座ガスホールビル」として親しまれてきた建物を12階建ての商業テナントビルに一新。その他、所有する主な不動産については、図1をご参照頂くとして、経済アナリストの森永卓郎氏による指摘。

「東京ガスは汚染された土地を売ってカネと土地を手に入れた。それでなくとも都内一等地をはじめ、多くの不動産を所有している当事者として、説明すべきことがあるはずです」

「特集 どんどん湧き出る『アルカリ地下水』と疑問点 イースター島より不思議な豊洲アイランド! バカな話が多すぎる『豊洲のパンドラ』10の疑問」より

「週刊新潮」2016年10月6日号 掲載

新潮社

最終更新:10/6(木) 9:02

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