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元「水戸泉」部屋、力士6人休場の真相 “かわいがり”力士の髷を切る親方の懲罰

デイリー新潮 10/6(木) 7:00配信

“ソルトシェイカー”として知られた元水戸泉の錦戸親方(54)の相撲部屋が、崩壊している。親方への反発から弟子が相次いで辞め、また親方の地元である水戸の後援会長も辞任。きっかけは、この4月に披露宴を挙げたばかりの妻、ソプラノ歌手の小野友葵子(ゆきこ)さん(32)の存在だった。

 例えば、親方が人工透析中にもかかわらず、小野さんのブログには〈今日は親方とこんなものを食べました〉と、天ぷらや寿司の写真が並び、これに元会長は「本来、透析なんてことにならないように親方の身体に気を付けるのが嫁の仕事なのに」と憤る。元会長が親方に注意をしても、「“嫁が言うこと聞かないんですよね”なんて危機感がまるでないんです」。以来、親方とは絶縁状態にあるという。

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 むろん、こうした話が単に夫婦間の範囲に留まっていれば、とやかく言う必要はない。

 しかし、問題は、これが親から預かった弟子たちにも及んでいること。その最たる例が、部屋の力士8名中6名が休場した「5月場所休場問題」だという。

「もともと錦戸親方は、あまり稽古場に顔を出さない人でしたが――」

 と内幕を明かすのは、錦戸部屋のさる関係者である。

「おかみさんと同棲するようになってからはそれに拍車がかかった。それまでちゃんこは弟子たちと一緒に囲んでいたのですが、部屋のビル2階の自室で2人で食べるようになったのです。ましておかみさんが稽古場に来ることなど滅多にない」

■髷を切った

 そうした“放任主義”の中で、3月場所の後、カナダ出身力士・誉錦(ほまれにしき)が兄弟子の“かわいがり”に耐え兼ね部屋を飛び出すというトラブルが起きた。

「これに慌てたのが親方です。“訴えられるかも!”“国際問題になるぞ!”と誉錦に名指しされた3人の力士を呼び出し、事を収めるために5月場所の休場を言い渡した上、彼らの髷を10センチほども切ってしまったのです。懲罰のつもりなのかもしれませんが、いくら親方とはいえ、こんなことをして良いのか」

 もちろん、それが許されるワケもなく、結果は最悪の道筋を辿った。

「3人のうち2人は呆れて部屋を去りました。さらには、“かわいがり”とは関係のない別の力士も嫌気が差し、共に引退を決意。カナダへ帰国した誉錦を含め、4人が部屋を出ることになってしまったのです。これほどの事態なのに、親方は引き留めるどころか、“弱い奴はいらない”などと言う始末で、ほっぽらかしていた。ちょうどその時期は結婚披露宴の準備期間と重なっています。そちらに頭がいっぱいで、弟子のことなど真剣に考えていなかったのでしょうか。辞めた力士は断髪式もありませんでしたから酷い話です」

 地元へ帰ったもう1人の力士を加え、これで計5人が離脱。こうして錦戸部屋は力士3名の小部屋へ転落した。

 しかし、

「5人のうち2人を未だ部屋は『休場』扱いにしている。彼らには相撲協会からの養成費なども入ってきますが、部屋に戻ってくる可能性は薄いですから、その扱いが適当か、疑問が残ります」

 波紋は協会にまで広がりそうである。

「特集 半年で弟子が半減! 地元後援会長も辞任! ソプラノ若妻が可愛くて『元水戸泉』の相撲部屋崩壊」より

「週刊新潮」2016年10月6日号 掲載

新潮社

最終更新:10/7(金) 10:50

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