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「マカオ=カジノ」という印象を覆す 大人のためのリュクスなリゾートへ

CREA WEB 2016/10/6(木) 12:01配信

コタイ地区で個性を競う7大統合型リゾート

 この10年ほどの間に、ほかの都市とは比較にならないほどのスピードと規模で開発が進んだマカオ。ラグジュアリーなホテルが次々とオープンし、ここでしか観られないショーやパフォーマンスなども話題のエンターテインメント都市となった。また、成田や関空に加え、2016年には福岡から直行便も就航し、アクセスは飛躍的に便利に。

 そんな今のマカオの象徴ともいえるのが、開発区のコタイ地区。マカオは、中国大陸から陸続きの半島部と、元々は離島だったが現在は半島部から3本の橋で繋がるタイパとコロアンからなる。コタイは、タイパとコロアンの間を埋め立ててできた新しいエリアだ。

 つい十数年前までムツゴロウが泳ぐのどかな沼地だった場所に立ち並ぶのは、IR(統合型リゾート)。日本ではあまり聞きなれない言葉だが、これはホテルやカジノ、ショッピングモール、シアターなどが一体となった観光施設のこと。コタイには、次の7つのIRがあり、個性を競っている。

【1】ザ・ヴェネチアン・マカオ (澳門威尼斯人)

 2007年、コタイ地区で先陣を切ってオープンしたラスベガス系のリゾート。3000室すべてがスイートのホテルや、コンサートやスポーツなどのイベントが開催される大型ホール、イタリアのヴェネツィアを模した水路を巡らせた巨大ショッピングモールも完備。ホテルは部屋に到着するまでに必ずカジノを通る造りになっている。

【2】シティ・オブ・ドリームズ (新濠天地)

「クラウン・タワーズ」「ハード・ロック・ホテル」「グランド・ハイアット・マカオ」と個性が異なる3つのホテルが入る。最先端の技術を駆使したアクロバティックな水上ショー「ザ・ハウス・オブ・ダンシング・ウォーター」は、数カ月先までチケットが入手困難なほどの大人気。

【3】ギャラクシー・マカオ (澳門銀河)

 2011年にオープンした「バンヤンツリー・マカオ」「ホテルオークラマカオ」「ギャラクシー・ホテル」に加え、2015年には「JWマリオット・ホテル・マカオ」「ザ・リッツ・カールトン マカオ」とエレガントなホテルも誕生した。

 広大な敷地には、ホテルに直結するショッピングプロムナードや、世界最大級の流れるプールのあるリゾートエリアを併設。ローカルの夜市気分を味わえるエリア「ブロードウェイ・マカオ」は、開発区のコタイでは貴重な存在だ。

 なお、2017年には、日本の新国立競技場の当初案をデザインしたことでも知られる建築家のザハ・ハディドが設計したホテルもオープン予定。

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最終更新:2016/10/6(木) 12:01

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