ここから本文です

母乳は〇歳まで! 勇気を持って子どもにNO!

R25 10/7(金) 7:00配信

母乳は〇歳まで! 勇気を持って子どもにNO!

写真:R25 母乳は〇歳まで! 勇気を持って子どもにNO! より

子育ての悩みは、日常的な些細なことから、将来や教育のことまでたくさんあるが、年齢を超えてすべてのお母さんの悩みといえば、「子どもの叱り方」だろう。叱ってもやめない、叱る時の声の掛け方がわからないという声も多い。それでは、“親が絶対子どもにNO!を伝えなければならないシーン”はあるのだろうか? カウンセラーとして、45年以上も多くの母親の悩みに耳を傾けてきた臨床心理士・植松紀子氏に聞いた。

●「叱るべきポイント」は3つだけ
子どもがいけないことをした時、つい叱り過ぎて落ち込んでしまうこともあるが、難しく考えることはない。「本当に子どもを叱るべきタイミングは実は少なく、重要なポイントは以下の3つ」だと植松氏は語る。

1)生命に関わるようなことや危ないことをしたとき
2)「大事なこと」に関するルールを破ったとき
3)人に迷惑をかけるようなことをしたとき

「火や刃物を触ろうとする…こんな危ない行動をしてしまう時は叱らなければなりません。2歳頃の子は、ちょっと高い所に登って飛び降りたりする行動をよくやりますけど、それぐらいなら大丈夫かもしれません。子どもたちは、自然と“これぐらいなら飛べるだろう”と想定しているところでやっていると考えられます」(植松氏 以下同)

確かに幼児は無理な行動をとった場合、必ず泣いて知らせてくる。残りの2点についても、植松氏はこう語る。

「3歳頃から重要になってくるのがこの2つ。この頃から社会性がぐんぐん育つ時期なので、保育園・幼稚園、社会で守らなければならないルールを理解させます。大切なものを投げたり、テーブルに乗ったりしたら叱らなければなりません。人に迷惑をかけるような行為、例えば友だちのものを勝手に取ったり、スーパーのなかを走り回って棚のものをぐちゃぐちゃにした時は、叱るチャンスですね」

子どもを叱るのは、この3つだけで十分だという。「叱ってばっかり…」とため息をつくお母さんは、本当はどうでもいい時まで感情的に怒って叱っているのかもしれない。


●親がNO!と言えないと、子どもも言えなくなる?
叱るべきポイントは、3つだが、“NO!というべきシーン”を2つ挙げてもらった。

1)1歳を過ぎても母乳をほしがったとき

母乳は1歳になって離乳食が進んでいたらやめるべきだという。

「1歳になってもおっぱいをあげているお母さんは、子どもを“私のもの”とモノ扱いしている傾向にあります。いつまでも母乳をあげているお母さんは、体は疲れるけど、気持ちいいんですよね。でも、私はそんなお母さんを見ると、いつも“もうやめてね”と注意しています。母乳をやめたらすぐに体が疲れなくなって、昼間もしっかり子どもと遊べるようになるんですよ」

たまに3歳、4歳、いき過ぎると5歳になってもあげているママがいるが、「母乳さえあげていれば愛情は伝わっている」と勘違いしている人も多いという。もちろん離乳食が進んでいることが必要だが、母の方から離れる決意を持たなければならない。

こんな時も注意が必要だ。

2)帰るのが夜遅くなったとき

中学生になったら、ある程度は信じて任せることも大事だが、帰るのが遅くなった時だけは、しっかり話をして聞かせる。特に中学1年生の2学期から荒れる子が多いので、恐ろしい事件に巻き込まれてしまう前に、毅然と「NO!」を伝えるべきだという。この時期は、身体がママより大きくなる子も多いが、遠慮せずわが子に向き合って伝えなければならない。

どの段階でも、わが子に対して決してあきらめず、言えば必ずわかってくれると信じて言い続けること。いくつになっても、ダメなものはダメと言うのが親の仕事なのだ。

(取材・文/谷亜ヒロコ)


記事提供/ママの知りたいが集まる『mamatenna(ママテナ)』
(R25編集部)

※コラムの内容は、フリーマガジンR25およびR25から一部抜粋したものです
※一部のコラムを除き、R25では図・表・写真付きのコラムを掲載しております

最終更新:10/7(金) 7:00

R25

記事提供社からのご案内(外部サイト)

R25[アールニジュウゴ]

リクルートホールディングス

特別号は随時発行。編集部の
お知らせなどで告知予定

0円

[特集テーマ]更新中!
・会社では学べない!ビジネスマン処世術
・お得に、スマートに、マネー得々大学院
・恰好いいパパに!オトコの子育て道場

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

北朝鮮からの脱出
北朝鮮での幼少時代、『ここは地球上最高の国』と信じていたイ・ヒョンソだったが、90年代の大飢饉に接してその考えに疑問を抱き始める。14歳で脱北、その後中国で素性を隠しながらの生活が始まる。 これは、必死で毎日を生き延びてきた彼女の悲惨な日々とその先に見えた希望の物語。そして、北朝鮮から遠く離れても、なお常に危険に脅かされ続ける同朋達への力強いメッセージが込められている。