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40代サラリーマンにお勧めの 「投資」とは?

PHP Online 衆知(THE21) 10/7(金) 13:10配信

収入の第二の柱を手に入れる

自分の会社や仕事がいつ、どうなるかわからない時代。30~40代はただでさえ教育費や住宅ローンなどに圧迫され、家計は赤字になりがち。そんな現役世代にとって、投資による副収入は本給を補填する「第二の柱」とも言える存在。だが、変化が激しい時代、投資に及び腰になっている人は多いはずだ。そこで、ベテラン・ファイナンシャルプランナーである深野康彦氏に、サラリーマンでも運用可能なお勧めの金融商品についてうかがった。

株式市場は低調でも、投資を始めるなら今!

 昨年12月には2万円を超えた日経平均株価。それも、今年6月下旬には、イギリスのEU離脱などといった不安定な世界情勢の煽りを受け、5,000円ほど値を下げている。こんなときに、投資を始めてもよいのかと不安に思う方も多いはず。しかし、ファイナンシャルプランナーの深野康彦氏は、「投資を始めるには悪くないタイミング」と語る。

「株式相場は昨年に比べて良いとは言えませんが、ポジティブに考えれば『株式の単価が下がったことで、低資金で投資を始められる』と言えるので、投資を始めるタイミングとしては決して悪いとは言えません。
 それに、投資環境は昔と比べ格段に良くなっています。株式の売買手数料は以前に比べて安くなっていますし、スマートフォンなどで投資できる環境も整っています。加えて来年からは、確定拠出年金を利用てきる人の幅も広がります」

 ただ、日経平均が値を下げたことで、「投資を始めても損をするのでは」と不安に感じる人も多いはずだ。これに対して深野氏は、「短期的な損失は、時間をかけて取り戻せる」と指摘する。

「莫大な額の損失を被らない限り、定期収入のあるビジネスマンは、長期的な視点に立つことで短期的な損失を取り戻すことができます。そのためにも、30代や40代の早いうちから投資を始める必要があるのです」

50代で投資を始める人が失敗する理由とは?

 とはいえ、30代や40代は子育てやマイホーム購入などでお金がかかり、投資に割ける資金が限られている。お金に余裕が生まれる50代から始めてもいいのではないか──。しかし、深野氏は、「あとで失敗しないためにも、若いときから投資を始めるべき」と話す。

「一般的には、50代のほうが30代や40代よりも金融資産をたくさん持っています。かといって50代で投資デビューすると、なまじお金を持っているだけに、いきなり巨額を投資してしまい、失敗したときの額が大きくなりがち。それよりも、少額で構わないので早いうちから投資デビューし、運用方法や自分の取れるリスクについて学んでおくのが良いでしょう。
 そこで、参考になるのが『リスク許容度』です。年齢、年収、マイホームや住宅ローンの有無、投資経験などをもとにその人が取れるリスクを算出します。とはいえ、基本的には自分にとって無理のない範囲で始めましょう」

 では、投資経験のない30~40代のビジネスマンは、何から始めると良いのだろうか。

「自分の興味のある金融商品から投資を始めるのが良いと思います。自分が好きな商品を出している会社の株や、アジア旅行が好きな人なら、タイの株式に投資するのも良いでしょう。一番大切なのは、自分で考えて少額から投資してみること。そして、売買の一連の流れを体験してみることです。投資には多種多様な対象やスタイルがあり、万人向けの必勝法はありません。まずは自分が興味ある金融商品から始めて勉強し、徐々に自分に合った投資スタイルを身につけていくと良いと思います」

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最終更新:10/7(金) 13:10

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