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「蛍がしっかりと決めてくれた」 先制アシストの清武は自賛せず、かつての僚友を称賛!

Football ZONE web 10/7(金) 6:30配信

清武と山口の“セレッソ大阪&ハノーバー組”が、ハリルの解任危機を救う

 清武弘嗣と山口蛍の“セレッソ大阪&ハノーバー組”が解任危機のバイド・ハリルホジッチ監督を救った。日本代表は6日、ロシア・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選・第3節の本拠地イラク戦に臨み、後半アディショナルタイムの山口の劇的な決勝ゴールで辛うじて勝ち点3を手にした。攻撃のタクトを振るった清武は自らの先制アシスト以上に「蛍がしっかりと決めてくれた」と、かつてのチームメートを称賛した。

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 海外組の出場機会減少に苦悩するハリルホジッチ監督は、トップ下に香川真司(ドルトムント)ではなく清武を起用。海外組でいち早くチームに合流していた清武は序盤から豊富な運動量で動き回ると、前半11分にはドリブルから鋭いミドルを放って相手GKを慌てさせた。

 このシュートでリズムに乗ると、同26分、清武は本田にボールを預け、勢いよく走り込んでリターンのボールを受ける。ゴールライン奥深くまでえぐってラストパスを供給し、原口の技巧的なヒールシュートを演出した。

 その直後にはペナルティーエリア内での球際で競り合い、本田のシュートを導いた。その際には相手マーカーの足が入り、もんどり打って倒れ込み、一度は担架で運び出されたが、大事には至らず直後にピッチへ戻った。

 チームは後半15分にセットプレーから1-1の同点に追いつかれる苦しい展開となった。そのなかで清武は、巧みなボールタッチと前方への鋭いスルーパスで攻撃のスイッチを入れようと試みる。そうした奮闘が結実したのが、アディショナルタイム5分だった。前線の左サイドで粘った吉田がフリーキックを得ると、清武が中央に入れたボールは一度クリアされたものの、走り込んだ山口が右足ダイレクトで劇的な決勝弾を決めた。

自らのプレーには「もっとやらないと」

「ホントに勝ってホッとしています。この前と全く一緒で、先制して取られてしまったけど、蛍がしっかりと決めてくれた。安心しています」

 この日2得点に絡む形となった清武は自らのプレーではなく、セレッソ大阪、そして昨季まで所属したハノーバーで共闘した山口を称える心配りを見せた。ただ結果には安堵しつつも、自らのプレーには納得していないようだ。

「もっとやらないといけないですし、最終予選は厳しいので、僕ももっともっと成長していかないと。次の試合もすごい大事なので、勝ち点3獲れるように頑張っていきたいと思います」

 所属するセビージャでは激しいレギュラー争いに巻き込まれ、なかなか出場機会をつかめずにいる。その鬱憤はこの日だけでは晴らせない――。清武の視線はすでに11日の敵地での大一番・オーストラリア戦に向けられている。

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

最終更新:10/7(金) 6:30

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