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サッカー日本代表も実践 肉体の疲労回復に最適な食事法とは?

THE ANSWER 10/7(金) 9:43配信

日本代表専属シェフが語る「試合後の栄養補給」

 現代サッカーでは90分間、試合によっては延長戦を含めた120分間にわたってハードワークが要求される。選手一人当たりの走行距離は10キロを優に超え、12キロ以上もの長距離を走破する選手も少なくない。走力に加えて細かなステップワーク、球際での激しい競り合い、空中戦における跳躍など多種多様な動きが求められる。

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 そんな激しい戦いを強いられる肉体をスムーズに回復させるにはどのような取り組みが必要なのか。今回、サッカー日本代表の専属シェフを務める西芳照さんが栄養補給の重要性について語ってくれた。

 西さんはかつてJFAナショナルトレーニングセンターJヴィレッジの総料理長を務め、現在は福島県広野町のレストラン『アルパインローズ』『くっちぃーな』でシェフを務めている。2011年3月に東日本大震災が発生した後は福島第1原発での対応に当たる作業員に対し「温かい食事を提供したい」との思いから、被災地となった生まれ故郷に留まり続けてきた。ジーコ・ジャパン以降、「日本代表専属シェフ」として代表チームの活動もサポート。ヴァイッド・ハリルホジッチ体制まで6監督14年にわたって日本代表の栄養面を支えている。

 そんな西さんは理想的な栄養補給について「試合前の2日間から炭水化物をしっかりと摂ってもらうのと同時に、試合直後の食事も大事になるんです」と語る。

日本代表選手たちが楽しみにしている定番メニューは…

「試合後のロッカ―ルームでは、試合終了後30分以内にバナナ、もしくはおにぎり1個を食べてもらうようにしています。その後、1時間以内に良質なたんぱく質を摂ることによって、筋肉のダメージの回復を早めるというのが、今の栄養学の常識となっています」

 酷使した肉体の疲労回復を促すために、早めの栄養補給が重要となるという。特に筋肉をリカバリーするためには速やかにタンパク質を摂る必要性があるが、試合終了後、日本代表選手はメディア対応や移動などで時間を費やすことになる。そのため最低限の栄養素となるバナナ、おにぎりをロッカールームで摂るようにしているという。

 その後、宿舎へと戻った選手たちが楽しみにしている定番メニューは、西さん特製のカレーライスだ。多くの日本人が愛する定番料理だが、アスリートの食事としても非常に優秀だという。

「栄養補給と、試合後の筋肉の復元に最適です」と西さん。エネルギー源となる白米とともに、疲労回復に効果的なビタミンB1とタンパク質が豊富に含まれる豚ばら肉、ニンジンや玉ねぎ、ジャガイモなど栄養豊富な食材がふんだんに使われ、バランスよく栄養を摂ることができる。また程よい辛さがあるルーが食欲を増進させる。

 西さんがカレーライスの魅力を再認識したのは、今年1月に行なわれたリオデジャネイロ五輪アジア最終予選でのこと。手倉森誠監督率いるU-23日本代表の6大会連続五輪出場をサポートするために専属シェフとして帯同。その際、驚きがあったという。

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最終更新:10/7(金) 9:43

THE ANSWER

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