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赤ちゃんの食物アレルギー、その原因は肌の洗い過ぎかも? 友利新さんが訴える保湿の大切さ

オトナンサー 10/7(金) 17:00配信

 自ら会社を立ち上げ、「ベビー予防スキンケア」というコンセプトで赤ちゃん用スキンケア商品を開発した医師の友利新さん。

 今年は「第9回ベストマザー賞2016」経済部門を受賞するなど、2児の母親としても活躍しており、日々の子育ての様子などを写真入りで、細やかにつづるそのブログには、母親たちから赤ちゃんの「肌」に関する相談がたくさん寄せられています。

 オトナンサー編集部ではそんな友利さんに、赤ちゃんを持つ親がぜひ知っておきたい、「肌と保湿」の関係について話を聞きました。

日本には皮膚を“守る”文化がない

 2014年7月に第1子男児を出産する以前から、ブログで赤ちゃんの肌の保湿について発信していた友利さん。しかし、いざ自分で商品を探してみるとなかなか良いものに巡り会えなかったといいます。

 「日本には赤ちゃんの皮膚を『洗う』文化はあっても『守る』『保湿する』文化がないことに気付きました」。日本には四季こそあれ、そこまで乾燥しているわけではないため、スキンケアや保湿が“特別なこと”として扱われている印象があるそうです。

 実際に友利さんのもとには、「こんなもの(保湿クリーム)を赤ちゃんに塗ってもいいのか」という母親からの相談が届くといいます。

バリアー機能低下は食物アレルギーの原因にも

 友利さんによると、人間の体を覆う皮膚には「バリアー機能」があり、保湿することでその機能は向上します。

 しかし皮膚をしっかり洗い過ぎると、肌に必要な皮脂まで洗い流されてしまい、結果的にバリアー機能が低下してしまうそう。特に赤ちゃんの場合はそこから乳児湿疹になったり、最近の研究では、乳児湿疹がアトピー性皮膚炎の原因になったりすることが明らかになっているといいます。

 また皮膚のバリアー機能が低下してしまうと、そこからアレルゲンが侵入し、食物アレルギーの原因になることもわかってきたそうです。

 友利さんは「赤ちゃんの皮膚には乾燥肌タイプの石鹸などを使って必要な皮脂を落とさないようにし、洗った後は必ず保湿をワンセットで行ってください」と話します。

 最後に友利さんから、赤ちゃんを持つ親へのアドバイスを頂きました。「育児は何でも完璧にしようと思わないこと、専門家による確かな情報を探すことが重要です。子育ての悩みを主治医や周りの人に相談して、自分で抱え込まないでください」。

オトナンサー編集部

最終更新:10/7(金) 20:35

オトナンサー

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