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前田健太、初のポストシーズンは余力十分。強豪ナショナルズに挑む

webスポルティーバ 10/7(金) 12:10配信

【MLBポストシーズン2016】ディビジョンシリーズ展望@ナ・リーグ編

 1試合で雌雄を決するワイルドカードゲームが終了し、ディビジョンシリーズの対戦カードが決定しました。ナ・リーグは、東地区1位のワシントン・ナショナルズ(95勝67敗・勝率.586)vs.西地区1位のロサンゼルス・ドジャース(91勝71敗・勝率.562)と、中地区1位のシカゴ・カブス(103勝58敗・勝率.640)vs.ワイルドカードのサンフランシスコ・ジャイアンツ(87勝75敗・勝率.537)が行なわれます。

【写真】175イニングで16勝の前田健太選手、余力を残してポストシーズンに挑む

 まずは、「ナショナルズvs.ドジャース」の見どころを紹介します。

 ナショナルズの魅力は、なんといってもメジャー2位の防御率(3.51)を誇る強力投手陣でしょう。エースのマックス・シャーザーはナ・リーグ最多の20勝・メジャー最多の284奪三振をマークし、2年ぶりに先発復帰したタナー・ロアークが16勝、そして2012年・最多勝投手のジオ・ゴンザレスも11勝を挙げました。また、7月30日にピッツバーグ・パイレーツから加入したクローザーのマーク・メランソンがナ・リーグ2位タイの47セーブを記録するなど、リリーフ陣も好調を維持しています。

 ただ問題なのは、15勝をマークした先発2番手のスティーブン・ストラスバーグです。シーズン終盤に右前腕の違和感を訴え、戦列を離れることになりました。今シーズンの復帰は難しいと言われており、シャーザーとの「超強力2枚看板」の一翼が欠けたのは、ナショナルズにとって大きな打撃です。

 また、追い討ちをかけるように正捕手のウィルソン・ラモスが9月27日の試合で右前十字じん帯を損傷し、残りシーズン絶望となりました。オールスター捕手の欠場は、あまりにも痛い出来事。ナショナルズは早くも正念場を迎えています。

 しかしながら、打線は絶好調です。メジャー30球団中、唯一200本塁打・100盗塁をマークしており、パワーとスピードを兼ね備えたラインナップはディビジョンシリーズでも威力を発揮するでしょう。昨年のナ・リーグMVPに輝いたブライス・ハーパーは今シーズン打率.243・24本塁打・86打点と、彼にしてみれば平凡な成績でした。その代わり、今年から加入したダニエル・マーフィーが打率.347(ナ・リーグ2位)・長打率.595(1位)・OPS.985(1位)と大ブレイクし、ナショナルズ打線を牽引しています。

 そしてもうひとり、シーズン後半戦になって突如、ものすごい新人が現れました。トレイ・ターナーという23歳の外野手です。7月にレギュラーの座を掴み取るやいなや、後半戦わずか73試合で打率.342・13本塁打・40打点・105安打・33盗塁という驚異的な数字を残したのです。1番・センターとして出場予定のターナーは、ディビジョンシリーズでさらなる飛躍を遂げるかもしれません。

 対するドジャースは4年連続で地区優勝を勝ち取り、ディビジョンシリーズに駒を進めてきました。激戦の西地区で宿敵ジャイアンツを抑えることができた最大の要因は、ナショナルズに勝るとも劣らない先発投手陣の存在です。

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最終更新:10/7(金) 15:40

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