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大坂なおみ、大胆に公言。「来年にはグランドスラムで優勝したい」

webスポルティーバ 10/7(金) 15:10配信

大坂なおみインタビュー@後編

 インタビュー前編では、大坂なおみ本人に5年に及ぶキャリアを振り返り、思い出深い大会をいくつか選んでもらった。

【写真】急速に成長し続ける大坂なおみ選手、女子テニス界の勢力図を変えることができるか。

 初めて姉に勝った試合、初めてWTAツアー本選の舞台に立った日、そして日本で準優勝の快進撃を見せた先日の「東レ パン・パシフィック・オープン(PPO)」……。

 ただ、それら彼女が選び取った大会群には、今年出場した3度のグランドスラムがいずれも入っていなかった。そのことを不思議に思い、「初めて出た全豪オープンはあまり嬉しくなかった?」と尋ねると、彼女は、「もちろん、あのときは嬉しいと思ったわ」と言いながらも、こう続けた。

「でも、その後に出た全仏オープンでも、同じ結果(3回戦敗退)しか残せなかった。もっと上に行きたかったから、ガッカリしちゃって……」

 この言葉には、大坂なおみというアスリートの本質が色濃く映し出されているように思われた。常に上達し続けたい、もっと上に行きたい――。そのような渇望が、彼女の加速度的な成長の根源にあるのだろう。

 クールな表情の下に秘めた、燃えるような向上心は、いったいどこから来るのだろうか? その源泉を探ってみよう。

―― 全仏の結果に落胆したと言っていましたが、3回戦ではシモナ・ハレプ(ルーマニア/当時6位)相手にフルセットのいい試合をしました。それでもやはり、勝たなくては意味がないと感じたんですか?

「そうではないけれど……勝つチャンスがあったから。第2セットの第1ゲームで、大失敗したボレーがあって……。あれが決まっていれば、と思ってしまったの」

―― 自分の過去の試合を振り返る機会は多いですか? たとえば、勝った試合の映像を見ていいイメージを持とうとしたり。

「それほど多いわけではないけれど、映像を見る場合は、勝った試合はほとんど見ないかな。見るのは、負けた試合ばかり。負けた試合を見て、客観的に分析することはあります」

―― あなたはいつも、コートに立てば相手の年齢もランキングも関係ないと言っています。そのようなメンタリティは、どこから来たと思いますか?

「私は子どものころから、自分より年上の相手と対戦することが多かったから。それに両親はいつも、『勝ち負けを気にすることはない』と言い続けてくれました。楽しむことが何よりも大事だとも教えてくれた。もちろん、負けたらすごくガッカリするわ。当然、勝つことは楽しい。でも、負けたからといって、世界の終わりではないという思いがあるの」

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最終更新:10/7(金) 15:47

webスポルティーバ

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